紀伊半島一周の早期実現へ 和歌山・三重県知事要望 近畿自動車道紀勢線建設促進協議会

[caption id="attachment_3032" align="alignleft" width="300" caption="国交省で宮内政務官に面談する仁坂和歌山県知事(左)と三重県知事(右)"][/caption]

近畿自動車道紀勢線建設促進協議会(会長=仁坂吉伸和歌山県知事)は4日、要望活動を実施。国土交通省では仁坂和歌山県知事、副会長の鈴木英敬三重県知事が宮内秀樹大臣政務官に面談、近畿自動車道紀勢線の紀伊半島一周の早期実現を求めた。

仁坂、鈴木両知事は南海ラフ巨大地震など大規模災害に備え国土強靭化を図る上でも、近畿自動車道紀勢線のミッシングリンク解消が不可欠であることを説明。事業中区間のすさみ串本道路、新宮紀宝道路、熊野道路、熊野尾鷲道路(Ⅱ期)の早期完成と、串本~太地間、新宮~新宮北間、紀宝~熊野間の17年度の新規事業化、更に慢性的な渋滞等で重大事故の発生が懸念されている有田~南紀田辺間の早期4車線化を要望した。

宮内政務官は「近畿自動車道紀勢線は極めて重要と認識している」と述べ、要望の主旨に理解を示した。

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