紀勢道建設促進三重県期成同盟会 勢和多気~紀勢大内山間の4車線化 早期事業着手を求め要望

[caption id="attachment_8880" align="alignleft" width="300" caption="青木国交副大臣に要望書を手交する鈴木三重県知事ら"][/caption]

紀勢自動車道建設促進三重県期成同盟会(会長=鈴木英敬三重県知事)は10月31日、今年4月に全線事業化が実現した近畿自動車道紀勢線の早期整備を求める要望活動を実施した。

鈴木知事ら要望団は国土交通省の青木一彦副大臣、財務省の太田充主計局長等と面談。熊野尾鷲道路(Ⅱ期)の1日も早い開通と熊野道路、紀宝熊野道路、新宮紀宝道路の整備推進、9月公表の「高速道路における安全・安心基本計画」で優先整備区間に選定された紀勢自動車道・勢和多気~紀勢大内山間の4車線化の早期事業着手を求める要望書を手交した。

要望では、鈴木知事が「紀勢線の延伸により東紀州地域の観光入込客数が4年連続で200万人を突破した。アクセス性の向上から、沿線の紀宝町には火災報知器の全国トップシェアを誇る工場が進出。新たな雇用創出につながっている」と観光、地域経済両面で活性化に資する紀勢線のストック効果を説明。一層の事業推進を求めた。

青木副大臣は「重要性は認識している。紀勢線の整備はしっかりやる」と応答。太田主計局長も「紀勢線は繋げていかなければならない」と要望に理解を示した。

パーマリンク