茨城空港アクセス道路が全通 竹原~竹原中郷間の6月16日の開通で 千代田石岡~茨城空港間19分に短縮

[caption id="attachment_11227" align="alignleft" width="300"] 石岡小美玉スマートICと茨城空港を結ぶ[/caption]

常磐自動車道の石岡小美玉スマートICと茨城空港を結ぶ「茨城空港アクセス道路」のうち、茨城県小美玉市竹原~竹原中郷間(延長2・0㌔)が16日午後2時に開通した。今回の開通により、茨城空港アクセス道路(延長約12・6㌔)は全線開通し、常磐道・千代田石岡ICから茨城空港までの所要時間は、従来の35分から19分に短縮する。

また、東京方面からのアクセスも大きく改善され、常磐道・三郷ICから茨城空港までの所要時間は、千代田石岡IC、国道6号などを経由する従来ルートと比べ、16分短縮し約54分になる。

茨城空港アクセス道路は、茨城空港へのアクセス性向上はもとより、茨城空港の利用促進や周辺地域の振興・活性化を図ることを目的に、茨城県と小美玉市が2015年度から整備を進めていた。総事業費は約230億円。

コロナ禍を考慮し、現地で小規模な交通安全祈願式が開催され、島田穣一小美玉市長や県の羽成英臣水戸土木事務所長、島田幸三県議、笹目雄一市議会議長、飯野和広石岡警察署長が出席。路面に置かれた「祈安全祈願」の文字板に水をかけて清めるセレモニー、続いて通り初めが行われた。

島田市長は「茨城空港へのアクセスがより向上し利便性が高まる。地域振興、発展に大きく寄与する大変重要な道路である」と、利便性向上や地域活性化などに期待を述べた。
大井川和彦茨城県知事は「石岡小美玉スマートICと茨城空港が約15分で結ばれ、都心から茨城空港へのアクセス時間の短縮や、国道6号も含めた周辺道路の混雑緩和など、地域の発展に大きく寄与することを期待している」と挨拶を発表した。

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