南波多谷口~伊万里東府招間3月31日開通、盛大に祝う 西九州道「唐津伊万里道路」が全通

[caption id="attachment_6393" align="alignleft" width="300" caption="開通を祝う式典が盛大に行われた"][/caption]

国土交通省佐賀国道事務所(山田隆則所長)が整備を進めていた西九州自動車道「唐津伊万里道路」南波多谷口IC~伊万里東府招IC間(延長5・3㌔)が3月31日午後4時、開通した。この開通で、唐津伊万里道路(延長18・1㌔)は全線開通した。

伊万里東府招IC(佐賀県伊万里市南波多町)で開催された開通式には、山口祥義佐賀県知事や塚部芳和伊万里市長、国土交通省の増田博行九州地方整備局長など関係者約200人が出席し、テープカットやくす玉割り、パレードなどで開通を祝った。

山口佐賀県知事は挨拶で「伊万里港は今年で50周年を迎え、釜山航路も週3回になり、企業の振興を果たしている。伊万里市への企業立地も進んでいることなどから、社会資本整備は非常に重要である。今後も地域の人たちと活性化に取り組みたい」と述べた。

今回の開通で、伊万里市~福岡市間の移動時間は4分短く約60分で移動が可能になり、今後の整備で更なる販路拡大により、伊万里市で盛んな木材・木製品製造業などの地域産業の活性化を支援する。また、周辺地域からの人材確保による更なる企業進出、観光圏域拡大などによる観光産業の活性化が期待されるほか、国道202号の災害時における代替路線として機能を発揮することなどが期待される。

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