西九州道「唐津伊万里道路」北波多~南波多谷口間 2月1日開通へ


 国土交通省佐賀国道事務所(黒岩義文所長)が整備を進めている西九州自動車道「唐津伊万里道路」の北波多IC(佐賀県唐津市北波多)~南波多谷口IC(同県伊万里市南波多町)間(延長約4.8㌔・暫定2車線)が2月1日に開通する。開通時間や開通式典は、決まり次第発表。

 唐津伊万里道路は、九州北西部の地域間を結ぶ西九州自動車道(延長約150㌔)の一部を構成する延長18.1㌔の一般国道自動車専用道路。

 今回の開通により、佐賀県伊万里市~福岡県福岡市間の所要時間が約74分になり、西九州自動車道整備前の約130分と比べて、約56分(約4割)短縮する。


 また、伊万里市では、伊万里梨などの伊万里ブランドの広域展開を行っており、輸送時間の短縮や、鮮度確保などによりさらなる商品価値の向上が期待される。その他、災害時に国道202号の代替路としての機能や、第三次医療施設への60分圏域カバー人口が約1万人増加する等、救急医療活動の支援、伊万里市~唐津市間の時間短縮が図られ、唐津市の観光客が伊万里市まで足を伸ばしやすくなるなどの整備効果が期待される。

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