訪日外国人向け乗り放題パス 10月1日以降も継続実施 中日本名古屋支社

NEXCO中日本名古屋支社が実施している訪日外国人向け乗り放題パス「Central Nippon Expressway Pass」(略称CEP)の利用者を対象とした知多半島道路等の有料道路が乗り放題となるオプションパス「Aichi Toll Road Pass」(略称AIP)について、10月1日以降も継続実施することになった。

同じようにCEP利用者に対し名古屋高速道路公社が販売している「Nagoya Expressway Pass」(略称NEP)と合わせて利用すると周遊エリアが定額で2日間8000円~14日間2万円で乗り放題となり、白川郷、金沢、富士山、京都、伊勢志摩を始めとしたエリア内の魅力あふれる観光地をお得に楽しむことが出来る。

対象は、外国のパスポート所持者または、外国の永住権を持った日本人かつ、日本で利用可能な運転免許証所持者。取扱い店舗は、関西で初めて新幹線京都駅近辺の店舗が加わり、トヨタレンタリース40店舗、タイムズカーレンタル18店舗、ニッポンレンタカー12店舗、オリックスレンタカー10店舗。車両は各レンタカー会社が提供するETC無線通信が可能な普通自動車。通行料金が定額であり、ETC利用のため、外国人観光客でも気軽に利用できる。

周遊範囲はCEPがNEXCO中日本管轄道路及び八日市IC~京都南IC間の名神と甲賀土山IC~草津JCTの新名神高速道路。AIPは、愛知道路コンセッションが管理する道路のうち、南知多道路、知多横断道路、知多半島道路、中部国際空港連絡道路、猿投グリーンロードと名古屋瀬戸道路の全線。NEPは名古屋高速道路公社が管理する全線。

AIPは愛知県道路公社が実施していたが、10月1日からは前田建設工業を中核としたグループ愛知道路コンセッションに運営権が移行する。

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