道路予算確保へ地域一丸 沿線住民ら約800人が気勢 南九州西回り道「阿久根川内道路」大会

[caption id="attachment_17521" align="alignleft" width="428"] 南九州西回り自動車道の路線番号「E3A」を掲げ、参加者全員で熱い思いをアピール[/caption]

南九州西回り自動車道阿久根川内道路建設促進協力会(会長=西平良将阿久根市長)の決起大会が5月30日、鹿児島県薩摩川内市のSSプラザせんだいで開催され、自治体関係者や沿線住民、地元選出国会議員など総勢約800人が参集した。南九州西回り道の一部を構成する「阿久根川内道路」の1日も早い全線開通を目指し、地元の熱い思いを国等に強くアピールしていくことを決めた。

冒頭、地元の児童らによる迫力あるダンスパフォーマンスが披露された後、会長の西平阿久根市長が開会を宣言。「阿久根川内道路の事業を推進するためには安定的に道路整備予算を確保することが極めて重要。県や自治体と連携し関係省庁へ要望活動を継続していくことはさらに重要である」と協力を呼びかけた。続いて国土交通省九州地方整備局の福井貴規道路部長による道路の進捗状況などについての基調講演や、薩摩川内市と阿久根市代表の地域住民2人が意見発表を行い、阿久根川内道路の重要性などについて強い思いを訴えた。

開会挨拶で田中良二薩摩川内市長は「道路は地域の活力と命を支えるものだが、その機能は繋がってこそ本来の力を発揮する。阿久根川内道路の早期完成には地元の熱意が非常に重要。これまで以上に国と県と地元が一体となる必要性がある」と述べた。

来賓の垣下禎裕九州地方整備局長は「早期完成に向け、県や沿線市町と連携し全力で整備を進めていく」と挨拶。塩田康一鹿児島県知事は「阿久根川内道路の沿線地域で産業振興や地域経済の活性化を促進し、災害時に応急・復旧活動等の維持・拡大を図るためには、安定した道路予算の確保により、早期開通を実現することが極めて重要」と述べ、今後も早期全線開通を目指し国に対し強く要請していく決意を表明した。

来賓紹介後、下園政喜薩摩川内市議会議長が大会決議を朗読。▽阿久根川内道路の事業を加速し、供用予定年次の明示及び早期完成▽南九州西回り道のミッシングリンクを早期解消し国道3号とのダブルネットワークを構築するよう、予算の重点配分を図ること▽整備に必要な予算を満額確保することなどの骨子を盛り込んだ大会決議は、参加者全員が南九州西回り道の路線番号「E3A」のロゴ入りバッグを掲げ、満場一致で採択された。最後に、牟田学阿久根市議会議長の発声による「頑張ろう三唱」で機運を高めた。

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