長崎道・佐賀大和~多久間 小城(おぎ)スマートIC3月31日開通 雇用創出・工業振興が期待

[caption id="attachment_6216" align="alignleft" width="300" caption="小城スマートIC(上り)完成予想図"][/caption]

佐賀県小城市(江里口秀次市長)とNEXCO西日本九州支社は16日、長崎自動車道・佐賀大和IC~多久IC間の小城PAに整備を進めている「小城(おぎ)スマートIC」を、3月31日午後4時に開通すると発表した。

同区間は、15・1㌔と距離が長かったが、小城スマートICの開通により、佐賀大和IC~同スマートIC間が6・8㌔、同スマートIC~多久IC間が8・3㌔になり、高速道路へのアクセス性が向上する。

小城スマートIC(佐賀県小城市小城町松尾)は、12年4月に連結許可、翌5月に工事着手。総事業費は約21億円。車長12㍍以下でETC搭載の全車種が福岡・長崎の全方向、24時間利用できる。アクセス道路は主要地方道小城富士線。

今回の開通で、高速道路へのアクセス性が向上し、企業誘致を支援することで、雇用の創出、工業振興が期待される。また、渋滞の著しい国道34号や203号などを回避することが可能になり、定時性の確保など物流の効率化が期待される。そのほか小城市では、観光地の魅力度を向上し、観光客増加を図るため、清水の滝周辺の環境整備事業、中心市街地活性化推進事業を実施しているが、今回の開通で、広域的な交流が活発化し、観光客増加などの効果が期待される。

小城スマートIC~大宰府IC間(延長49・4㌔)の通常通行料金は普通車1470円、大型車2330円。

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