高知道開通30周年祝う 地域の活性化、安全・安心を支える

[caption id="attachment_5695" align="alignleft" width="300" caption="尾﨑高知県知事、石塚西日本社長らが出席した記念イベント"][/caption]

10月8日、高知自動車道が開通して30年を迎えたことを記念して、南国SAでイベント「開通30th高知自動車道アニバーサリーフェスタ」が行われ、大勢の沿線住民等で賑わった。

高知自動車道は、高知県初の高速道路として、1987年の10月8日に大豊IC~南国IC間21㌔が開通した。以来、順次延伸され、NEXCO西日本管理区間としては現在、川之江JCT~須崎東IC間91・9㌔が開通。須崎東IC以西についても直轄で整備されている。

年間交通量も開通当初の29万台から、延伸に伴い順調な伸びを示し、16年には906万台と約30倍と伸長。累計利用台数は1億6千万台に達するなど、地域の活性化を支え生活の安全・安心を守る高速道路として必要不可欠なインフラとして活用されている。

記念フェスタでは晴天が広がる中、行われ、NEXCO西日本の前川秀和常務が「高知道の整備により、高知市から高松市までの移動時間が開通前の205分から110分と、95分の短縮が図られた。物流面でも高知産なすの大阪市中央卸売市場での取扱量が、開通前と比べ約4倍に増加するなどシェア拡大に大きな役割を果たしている」と挨拶。「南海トラフ地震など大規模災害発災時には命の道としての使命を最大限に果たすべく、関係機関と連携を密にして対策を実施していく」と語った。

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