高速道路の17年度期首債務残高 27兆6027億円に 順調に償還、計画値を8452億円下回る

日本高速道路保有・債務返済機構が8日に公表した「決算に合わせて開示する高速道路事業関連情報」によると、特定更新等工事を除く17年度期首債務残高は27兆6027億円となったことが示された。16年度期首からは債務は9017億円減少。計画に対しては8452億円下回り、順調に返済が進んでいる。

特定更新等工事を含めた17年度期首債務残高の総額は27兆6303億円。機構発足時(05年10月)から約10兆5000億円の減少となった。

16年度末の営業中の道路資産額は39兆4776億円。全国路線網に道路資産価額の上位10路線は次の通り。

新東名高速道路2兆9472億円▽東名高速道路1兆5418億円▽山陽自動車道1兆4355億円▽神戸淡路鳴門自動車道1兆1770億円▽東北自動車道8843億円▽中国自動車道8753億円▽関越自動車道7695億円▽東海北陸自動車道7594億円▽九州自動車道7537億円▽東京湾アクアライン7304億円

また、全国路線網における16年度路線別営業収支差の上位10路線は次の通り=詳細は9面の別表参照=。()内は交通量(千台/日)

東北自動車道1539億円(413)▽東名高速道路1245億円(408)▽山陽自動車道855億円(243)▽九州自動車道801億円(246)▽新東名高速道路750億円(175)▽常磐自動車道704億円(259)▽関越自動車道687億円(210)▽中央自動車道665億円(175)▽名神高速道路525億円(175)▽中国自動車道452億円(139)

パーマリンク