高速道路上での燃料切れ防止で 東北道・十和田IC(下)で社会実験 高速道路外のGS活用へ

NEXCO東日本東北支社は、高速道路上での燃料切れを防止するため、4月26日から平成30年4月25日までの1年間、東北自動車道の十和田IC(下)で、ETC車限定の「高速道路外ガソリンスタンド(GS)給油サービス社会実験」を実施する。

この社会実験は、十和田IC(下)から一旦流出して、高速道路外の指定GSで給油した場合でも、1時間以内に同じICに再度流入すれば、本来目的としていたICまで降りずに走行した場合と料金が同じになるというもの。指定GSは、三菱商事エネルギー十和田SS(大里恒三商店十和田給油所、秋田県鹿角市)

現在、東北自動車道・岩手山SAから、青森自動車道・青森東IC下り方面区間(約160㌔)と、東北自動車道・青森IC下り方面区間(約140㌔)には、GSがない空白区間となっている。同社では、従前より、燃料切れ防止の取組みとして、花輪SA(下)でガソリン缶の販売を行っているが、更なるサービス向上として、高速道路外のGS活用による「燃料切れの不安解消」や「利用者の利便性向上」を目指し、期間限定で実施する。

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