高速道路会社初の農地所有的確法人「中日本ファームすずなり」鈴生と共同出資で設立

NEXCO中日本は5日、鈴生(静岡県静岡市葵区、鈴木貴博代表取締役社長)との共同出資で、高速道路会社初となる、農地所有適格法人「中日本ファームすずなり」を設立した。

NEXCO中日本は、日本の農業を支える取組みの1つとして実施し、今後も高速道路沿線地域の価値向上に努めていく方針。浜松市内を中心とした農地の裏作などによる多面的活用や耕作放棄地の活用により、レタス・枝豆などの生産・販売を行う。

「中日本ファームすずなり」の本店所在地は、静岡県浜松市浜北区上島2060番地。資本金3500万円。鈴生の鈴木社長が代表取締役、NEXCO中日本関連事業本部事業創造部の三宅広通部長が取締役に就任。7月5日から事業を開始し、作付開始は9月を予定している。浜松市内など合計約13㌶を使い、露地栽培を中心に、レタス・ロメインレタス・枝豆などを栽培。今後5カ年で、順次耕作地を拡大していく計画だ。

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