3月29日長崎道・長崎芒塚~長崎多良見間 Ⅱ期線の2車線化完成 6月末までに4車線化工事完了

NEXCO西日本九州支社は3月29日午前6時、長崎自動車道・長崎芒塚IC(長崎県長崎市芒塚町)~長崎多良見IC(同市中里町)間(延長8・3㌔)で、4車線化に向け新設工事を進めていた新たな車線(Ⅱ期線)が2車線に完成すると発表した。これにより、全線で対面通行が解消される。

既存の車線(Ⅰ期線)については、引き続き既設トンネルの照明・非常用設備などの改良工事を行い、完成した箇所から順次4車線での運用を開始し、6月末までには、同区間の全ての4車線化工事が完了する見込み。同区間4車線化の総事業費は約330億円。長崎IC~長崎芒塚IC間(延長3・0㌔)の4車線化については、21年度の開通を目標に工事を進めている。同区間の同総事業費は116億円。

なお、本工事に伴い車線を切り替えるため、3月27日夜~29日朝まで、毎夜午後10時~翌朝午前6時までの2夜間、夜間通行止めを実施し、上下線を分離した車線運用への切替えのため舗装や路面表示などの工事を実施する。

同社は、夜間通行止め時、長崎バイパスまたは国道34号を利用した迂回の協力を呼びかけるほか、日本道路交通情報センターや、アイハイウェイで、道路交通情報を確認するよう呼びかけている。

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