1200人が結集し熱気 宮崎市で東九州道地方大会

[caption id="attachment_6914" align="alignleft" width="300" caption="宮崎と鹿児島を繋ぐ区間の早期整備と暫定2車線区間の4車線化に向け、気勢を上げた"][/caption]

福岡、大分、宮崎、鹿児島4県と北九州市で構成する東九州自動車道建設促進協議会(会長=河野俊嗣宮崎県知事)と、東九州地域の経済団体などで構成する東九州軸推進機構(会長=麻生泰九州経済連合会長)は7月20日、宮崎県宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで、「東九州自動車道建設促進地方大会」を開催した。

東九州自動車道の早期整備の必要性を訴えるべく、会長の河野宮崎県知事や大分・宮崎両県議会議長、国土交通省の増田博行九州地方整備局長など関係者約1200人が一同に集結した。

河野知事は「南海トラフ巨大地震などの大規模災害時の対応等の観点からも宮崎と鹿児島を繋ぐ区間のミッシングリンクの解消と、暫定2車線区間の4車線化の早期実現が課題である。心を一つにして課題解決に取り組んでいく」と述べた。

東九州道は全延長436㌔のうち、83%の区間が供用しているが、西九州地域と比べ、東九州地域の整備は大きく遅れているとして、整備が遅れている地方への高速道路関連予算の重点配分を行うとともに、住民の「暮らし」と「命」に係わる高速道路ネットワークを早期に構築することなどを求める大会決議を満場一致で採択。ガンバロー三唱で早期開通への熱意をアピールした。

なお、大会に先立ち、「東九州道のストック効果と今後の展望」をテーマに、みやぎん経済研究所の杉山智行主任研究員による基調講演が行われた。

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