2011年 利益増進事業一覧

東北道蓮田スマートICが来年2月4日にオープン(関東支社)/NEXCO東日本2011年12月09日

東北道蓮田スマートICが来年2月4日にオープン(関東支社)[NEXCO東日本]

磐越道「新津西スマートIC」12/17(土)午後3時から供用を開始2011年12月05日

新潟市とNEXCO東日本が整備を進めている新津西スマートインターチェンジ(IC)が、17日(土)午後3時から供用開始するとともに、同日午後1時から、開通記念式典を現地で開催する。

新津西スマートIC(新潟市秋葉区福島地内)は、磐越自動車道・新津IC~新潟中央JCT間の国道403号との交差箇所に設置され、総事業費は約29億円で、平成21年度から事業を開始していた。

新潟市中心部向けのハーフIC(一旦停止型のETC専用)で、福島方面への出入りはできないが、ETC搭載の全車種、24時間利用可能。

黒埼、豊栄に続く市内3箇所目のスマートICとして、地域の観光・産業の活性化、救急医療施設へのアクセス向上が期待される。

通常通行料金は、新潟亀田ICまで普通車450円、大型車600円。長岡ICまでは、普通車1800円、大型車2900円。なお、ETC時間帯割引(5割引・3割引)適用可能。

 新津西スマートIC位置図・利用形態PDF:335KB

四国横断道・徳島~鳴門JCT間松茂スマートICの実施計画書まとめる2011年11月25日

平成26年度供用予定の四国横断自動車道・徳島IC~鳴門JCT間(延長10.9㌔)の(仮称)松茂PAにスマートICを設置するため、県・松茂町や関係機関らで構成する「松茂スマートIC地区協議会」(会長:広瀬慶発・松茂町長)が16日、第2回目の会合を開いた。

県や国土交通省などから15人が出席し、構造や費用負担を定めた実施計画書をまとめた。計画書では、24時間の運用とすることや、上下線双方から乗り降り可能な「フルアクセス」方式にすることなどを明記。総工費12億9千万円のうち松茂町が3億7千万円を負担し、残りはNEXCO西日本などが負担するとした。

広瀬会長は「スマートICにより、地域活性化・安全安心の向上が図られる。平成26年度本線供用に合わせて進めて参りたい」と述べた。

実施計画書は、満場一致で承認。今後、実施計画書提出、連結許可申請を予定。四国横断自動車道・徳島IC~鳴門JCT間に合わせた平成26年度供用を目指す。

磐越道「新津西スマートインターチェンジ」の供用を開始します(平成23年12月17日(土)午後3時)(新潟支社)/NEXCO東日本2011年11月22日

磐越道「新津西スマートインターチェンジ」の供用を開始します(平成23年12月17日(土)午後3時)(新潟支社)[NEXCO東日本]

新東名(静岡県内)のスマートインターチェンジ名称が決まりました/NEXCO中日本2011年11月02日

新東名(静岡県内)のスマートインターチェンジ名称が決まりました[NEXCO中日本]

近畿自動車道紀勢線のインターチェンジ名称が決定しました ~ 尾鷲北IC~紀北紀伊長島IC ~/NEXCO中日本2011年10月18日

近畿自動車道紀勢線のインターチェンジ名称が決定しました ~ 尾鷲北IC~紀北紀伊長島IC ~[NEXCO中日本]

「新東名高速道路」御殿場JCTから三ヶ日JCTは2012年初夏開通を目指します~道路名称とインターチェンジなどの名称も決定しました~2011年08月26日

「新東名高速道路」御殿場JCTから三ヶ日JCTは2012年初夏開通を目指します~道路名称とインターチェンジなどの名称も決定しました~[NEXCO中日本]

平成23年度開通予定の圏央道インターチェンジ名称が決定しました。 ~「高尾山(たかおさん)インターチェンジ」に決定~2011年07月08日

平成23年度開通予定の圏央道インターチェンジ名称が決定しました。 ~「高尾山(たかおさん)インターチェンジ」に決定~[NEXCO中日本]

新名神・四日市UCT~亀山西JCT間鈴鹿PAスマートIC地区協議会が発足2011年07月05日

平成30年度供用予定の新名神高速道路・四日市JCT~亀山西JCT区間の鈴鹿PA(三重県鈴鹿市山本町)に、スマートICを設置するための地区協議会が6月29日に発足し、鈴鹿市役所内で初の会合が行われた。

現在整備中の同区間にあるICは、菰野ICだけで、菰野IC(三重県三重郡菰野町)~甲賀土山IC(滋賀県甲賀市)まではICがなく、地域産業活性化のためにもスマートICの導入は不可欠とし、県や市、地元住民らとともに地区協議会を設立した。

地区協議会の会長に就任した末松則子・鈴鹿市長は、「新名神高速道路(仮称)鈴鹿PAからのスマートIC設置は、沿線地域住民にとって、高速道路の利便性はもちろん地域の活性化など地域振興に繋がるものと期待している。今後も設置に向け、最大限努力をさせていただく所存である」と挨拶。

国やNEXCO中日本ら関係機関の委員18人が導入に向け検討、協議し、年度内をめどに、国の許可取得に必要となる実施計画を策定する方針だ。

四国横断道・徳島~鳴門JCT間松茂PAスマートIC地区協議会を設立2011年07月05日

平成26年度供用予定の四国横断自動車道・徳島IC~鳴門JCT間(延長10.9㌔)の(仮称)松茂PAにスマートICを設置するため、松茂町や関係機関らで構成する「(仮称)松茂スマートIC地区協議会」を6月28日に設立し、初の会合を松茂町役場で開催した。

国土交通省四国地方整備局やNEXCO西日本など7機関から、委員計15人が出席。地区協議会会長に選ばれた広瀬慶発・松茂町長は「平成26年度供用予定の四国横断自動車道と同時供用を目指したい」と述べた。

地区協議会では、徳島阿波おどり空港へのアクセス性の向上、企業活動への貢献などの整備効果について検討・調整が行われ、今夏にも実施計画書の取りまとめを行い、NEXCO西日本と日本高速道路保有・債務返済機構に提出し、スマートIC整備事業着手を目指す。

鳥取県とNEXCO西日本は「包括的相互協力協定」を締結/NEXCO西日本2011年07月04日

鳥取県とNEXCO西日本は「包括的相互協力協定」を締結しました[NEXCO西日本]

大分県とNEXCO西日本は「包括的相互協力協定」を締結2011年06月27日

大分県とNEXCO西日本は「包括的相互協力協定」を締結しました[NEXCO西日本]

岡山県とNEXCO西日本は「包括的相互協力協定」及び「大規模災害発生時等における相互協力に関する協定」を締結しました/NEXCO西日本2011年06月27日

岡山県とNEXCO西日本は「包括的相互協力協定」及び「大規模災害発生時等における相互協力に関する協定」を締結しました[NEXCO西日本]

8月10日午後3時~中央自動車道都留ICの河口湖方面出入口が完成 -地域活性化IC-/NEXCO中日本2011年06月22日

中央自動車道都留ICの河口湖方面出入口が完成 -8月10日午後3時からご利用いただけます-[NEXCO中日本]

高速道路利便増進事業に関する計画について/高速道路機構2011年06月08日

高速道路利便増進事業に関する計画について[高速道路機構]

大山高原スマートIC6月30日に開通2011年05月25日

鳥取県、伯耆町、NEXCO西日本中国支社が進めてきた米子自動車道・大山高原スマートICが、6月30日15時に開通する。

同スマートICは、米子ICから5㌔、溝口ICから4.3㌔の位置にある大山PA内(㊤伯耆町久古㊦岸本)に併設され、ETC搭載の車長12㍍以下の全車種が利用可能で、6時~22時まで通行出来る。

この開通により、鳥取県の観光見込客数の12%を占める大山エリアへの新たなアクセスルートとして機能し、観光活性化の期待がかかる。

また、同スマートIC周辺には、岸本工業団地やシャープ米子工場などがあり、高速道路へのアクセス時間短縮による物流の効率化や、新たな工場誘致に向けた競争力向上につながる等、地域活性化効果が期待される。

なお、伯耆町では、新規進出企業等への支援制度(税制・補助金等)を定めており、平成20年7月には工業用地の値下げを実施するなど工業振興を目的とした施策に取り組んでいる。スマートIC等のハード面でのインフラの充実により、企業誘致の競争力向上も期待される。

 

米子自動車道 大山高原スマートICが平成23年6月30日(木曜)に開通します /NEXCO西日本2011年05月20日

米子自動車道 大山高原スマートICが平成23年6月30日(木曜)に開通します [NEXCO西日本]

東北道・佐野SAスマートIC28日にオープン2011年04月25日

NEXCO東日本関東支社が栃木県と工事を進めてきた東北自動車道・佐野SAスマートIC(栃木県佐野市関川町及び黒袴町)が、28日15時にオープン。

同県内のスマートICで、上河内、那須高原に続き3箇所目のオープンとなり、東京・宇都宮方面とも出入り可能のフルICで、ETC搭載車全ての車種(但し全長12㍍以下)が利用可能(24時間)。

同スマートICの周辺地域には「佐野工業団地」「佐野インター産業団地」等の工業団地や「みかも山公園」「万葉自然公園かたくりの里」等の観光施設があり、これらの施設への通勤・レジャー等の利便性の向上、物流の効率化で地域活性化の期待が高まる。

また、佐野藤岡ICに連結する国道50号では、佐野市街や佐野新都市地区の大型商業施設等に向かう車で混雑、渋滞も発生していたが、アクセス向上により交通が分散され、混雑緩和効果にも期待、さらに、高次医療機関への緊急輸送路として高速性・定時性の確保や搬送時間の短縮により迅速で確実な緊急活動の実現などの整備効果が期待される。 

高知道・土佐PAスマートIC開通1年後の利用状況と効果2011年04月25日

国土交通省・土佐国道事務所(三保木悦幸・所長)は、平成21年12月19日に開通した高知自動車道・土佐PAスマートICの開通1年後の「利用台数」と「効果」を発表した。

平成22年6月28日の高速道路無料化社会実験開始後(高知IC~須崎東IC)に利用交通量は大きく増加し、平成22年11月に累積交通量は10万台を突破し、開通1年後の12月末では約13万台と大きく増加。

時間帯別では、平日は7時~8時、17時~18時に交通量が集中。朝は上り方面(高知方面への入)、夕方は下り方面(同方面からの出)の利用が多い。休日は、9時~12時、上り方面(同方面への入)への利用が多い。

同スマートIC開通により、通勤時や出張時にスマートICから高速道路を利用するようになった(JAとさし戸波支所)など、日常生活の利便性向上、また、高知市方面への救急搬送時は、利用時間内はほぼスマートICを利用(平成22年実績・197件中99件)、搬送時間が10~20分程度短縮されたなど救急医療環境の向上の面でも効果が確認された。

土佐PAスマートIC周辺の利便性が大幅に向上~開通一年後の利用状況と効果~2011年04月18日

土佐PAスマートIC周辺の利便性が大幅に向上~開通一年後の利用状況と効果~[国土交通省・四国地整]

安全で円滑な道路交通を目指す「ITSスポットサービス」2011年04月15日

国土交通省は3月30日、安全・安心・快適なドライブの走行支援策として高速道路で整備を進めていた「ITSスポットサービス」を北海道、関東(NEXCO中日本及び首都高速管内)、中部以西エリアでスタートさせた。

ITSスポットは、これまでできなかった県境を越えてのより広範囲なルート検索をはじめ、安全運転支援、ETC、地域情報を、一つの端末で受けられる新サービス。カーナビとETCそれぞれの端末で行ってきた情報提供をITSスポット対応カーナビ一台が担う。

国土交通省では全国の高速道路を中心に1600カ所に整備する方針としていたが、東日本大震災の発生により、東北、関東(NEXCO東日本管内)、新潟についてはサービスを延期。3月30日時点での整備カ所は、1300カ所。

◆全国のITSスポット配置図※PDF

東北道 佐野SAスマートICがいよいよオープン!/NEXCO東日本2011年04月15日

東北道 佐野SAスマートICがいよいよオープン![NEXCO東日本]

敦賀スマートIC河瀬市長が竹歳次官に要望2011年03月15日

福井県敦賀市の河瀬一治・市長は8日、平成26年度開通予定の舞鶴若狭自動車道に、ETC専用の簡易型インターチェンジ「敦賀南スマートIC(仮称)」を設置するよう、国土交通省に要望した。

設置場所は、同市南部の若狭湾エネルギー研究センター近くを想定。

同道の美浜IC(愛知県知多郡美浜町)~敦賀JCT(福井県敦賀市)間は13kmと長く、予定地周辺の地区からはIC設置に対する要望が強くあがっていた。また、敦賀市には、接続予定箇所が敦賀JCTしかない為、「敦賀南スマートIC(仮称)地区協議会」を設置し、説明会を開くなどして設置実現を模索していた。

河瀬市長は、竹歳誠・事務次官と直接面談し、地元からの要望が強くあがっていることや、万が一の原発事故の際には、避難用道路としての役割を果たす等の効果を説明し、一日も早くスマートIC設置のために必要な連結許可申請を受け付けてもらいたい意向を伝えた。

これに対して竹歳事務次官から「地元の思いは理解できる」と回答を得た。

 

 

大山高原スマート名称公募で決定2011年03月15日

米子自動車道の米子JCT~溝口IC間に整備される予定の大山スマートICの名称がこのほど、「大山高原スマートIC」に正式決定した。

この名称は、鳥取県伯耆町などで構成する大山PAスマートIC地区協議会が、「山陰自動車道の大山ICと似ており、利用者が混同する恐れがある」、「遠方からの利用者にも分かりやすく親しみやすい名前にして観光振興につなげたい」との理由から昨年4月14日から5月16日にかけて、一般に公募していた。

公募は「以下の候補の中から『コレ!』と思うものに投票」と①大山PA、②大山高原、③大山まきば、④大山岸本、⑤大山枡水の名称を提示。インターネットを活用して呼びかけた。

大山高原スマートICは、西日本最高峰「大山」の麓に位置し、今年6月末の開通が予定されている。車で5分圏内に「植田正治写真美術館」「岸本温泉ゆうあいパル」、10分圏内には「大山ガーデンプレイス」「地ビールレストラン」などがあり、大山高原リゾートの中心エリアとなっている。

1月24日スマートIC8箇所地方公共団体が連結許可申請2011年02月25日

全国8カ所のスマートICについて、関係する地方公共団体が1月24日に新たな連結許可申請を国土交通省に行った。昨年末、池口副大臣が「既存の高速道路を有効活用する重要な政策」と述べ、事実上中断していたスマートIC再開を示唆したことを受けて、地区協議会で準備が整った箇所が申請を行ったもの。

連結許可申請は、国土交通大臣宛に提出され、早ければ年度内にも許可される見通し。今回申請した8カ所は次の通り▼東名高速(焼津~吉田間)・大井川藤枝▽新東名(静岡~藤枝岡部)・静岡SA▽同(浜北~引佐)浜松浜北▼中央道(津留~河口湖)・富士吉田北▼東海北陸道(福光~小矢部砺波JCT)南砺▼北陸道(小杉~砺波)・高岡砺波▽東海環状道(土岐JCT~可児御嵩)五斗蒔▼九州縦貫道(植木~熊本)北熊本。*▼=本線直結型、▽SA・PA接続型

舞鶴若狭道PR映像作成2011年02月25日

平成26年度開通予定の舞鶴若狭自動車道にスマートICを設置するため、市や近畿地方整備局、地元市民らで構成する「敦賀南スマートIC(仮称)地区協議会」が2月18日に設立され、第1回めの会合が敦賀市内のプラザ萬象で開催された。

会では市が作成した実施計画書案を提示。それによると、建設場所は北陸自動車道に接続する敦賀JCTから約5・5キロ地点長谷地内を予定しており、本線直結型フルインター整備、ETCを搭載した車長12㍍以下の車が24時間利用可能となっている。

総事業費は25億6200万円、そのうち市道への接続道路分2億6000万円は、市が負担する。

協議会会長の河瀬一治市長は、「この地域には約2万人が居住しており同IC設置によって、災害時の避難道路としても活用できるし、利便性向上のためにも絶対必要」と挨拶した。

市は今後中日本高速道路と日本高速道路保有・債務返済機構に実施計画書を提出し、今夏までに連結許可申請を受けられるよう関係機関に働きかける。

九州自動車道・宮田スマートICが3月26日に開通/NEXCO西日本2011年02月24日

九州自動車道宮田スマートICが平成23年3月26日(土曜)に開通します[NEXCO西日本]

常磐自動車道・石岡小美玉スマートICが3月24日オープン2011年02月10日

常磐道 石岡小美玉スマートICがいよいよオープン!(関東支社)[NEXCO東日本]

秋田道・大曲~協和間西仙北スマートIC開業2011年02月05日

NEXCO東日本東北支社は、秋田自動車道・大曲~協和間で整備を進めていた西仙北スマートIC(秋田県大仙市)を3月26日午後3時に開業する。

西仙北スマートICは平成14年4月、地域活性化ICとして開通。6時~22時に現金専用でオープンしていたが近年、ETCの利用率が7~8割に達したことから、“ETC需要”に応え利便性を高めようと、大仙市などが地区協議会を設立、スマートICへの移行を進めていた。

地域活性化ICからスマートICへの切替工事に伴い、西仙北ICは2月25日零時~3月26日15時まで閉鎖となる。スマートICとしてリニューアルオープン後の利用可能時間はこれまでと変わらない。

大仙市では、3月26日に記念のテープカットを現地で行うほか、開通を祝って当日午後15時から、スマートICの利用者に記念品を贈る特別イベントを現在企画している。

東海環状道・鞍ケ池スマートICリニューアルオープン2011年02月05日

NEXCO中日本と愛知県豊田市は、3月25日14時から、東海環状自動車道・鞍ヶ池スマートICをリニューアルオープンする。

同スマートICは、昨年12月1日から大型車対応工事のため閉鎖していたが、この工事の完了により、観光バスなど大型車(車長12㍍まで)の通行が可能になり、著名な観光地である鞍ヶ池公園や香嵐渓への観光が一層便利になる。

また、同日9時~17時までオープニングイベント「きて・みて・のって!スマートドライブ体感フェアー」を開催し、ウィングレットという次世代2足走行車の体験試乗や、国交省や高速道路会社などで共同開発研究している次世代ITS(高度道路交通システム)のスポットサービス(カーナビ・ETCを進化させて一体化し、オールインワンで多様なサービスを実現)の体験、パーソナルモビリティ(1人乗りの移動機器)の出展の他、地元名産品の販売などが行われる。

詳細の問合わせ先は、NEXCO中日本お客さまセンター(24時間)電話0120(922)229。

九州自動車道・鞍手IC(地域活性化IC)が2月19日に開通2011年01月25日

福岡県とNEXCO西日本九州支社が、地域活性化ICとして整備を進めていた九州自動車道の鞍手ICが、2月19日(土)15時に開通する。

九州自動車道若宮ICから八幡IC間に位置する鞍手IC周辺には、植木メカトロビジネスタウン(直方市)、鞍手団地(鞍手町)、京ノ上工業団地(鞍手町)等の自動車関連産業や半導体関連産業が多く立地している。これらの工業団地から九州自動車道へのアクセスが大幅に向上することから、物流の効率化が図られ、進出企業の競争力の向上やさらなる設備投資が期待される。

また、現在分譲中の小竹工業団地(小竹町)への企業立地促進も見込まれ、筑豊地域の経済向上と雇用の創出が大いに期待されている。

鞍手市内から九州自動車道への最寄りICが八幡ICから鞍手ICとなり、所要時間が約15分も短縮され、周辺住民の利便性の向上に繋がり、八幡ICの周辺の交通混雑も緩和される。

平成23年2月19日15時~九州自動車道鞍手インターチェンジ(地域活性化IC)開通2011年01月18日

九州自動車道鞍手ICが平成23年2月19日(土曜)に開通します[NEXCO西日本]

スマートIC整備再開へ順次新規箇所決定する方針(H22.12.27の記者会見)2011年01月15日

池口修次国土交通副大臣は12月27日の記者会見で、高速道路の利活用に資するスマートICの整備を再開させる方針を示した。

スマートICは、前政権の自公政権時、高速道路の利便増進事業の一環としてスタートし、現在では全国52カ所で運営されている。従来のICと比べて建設コストを抑えたETC専用の簡易型ICで、これまでICが無かった地域では、新たな地域活性化の施策として注目されてきた。

しかし、政権交代後に民主党政権は利便増進事業の見直した法案を提出したため、事実上整備が凍結されていた。既に事業申請を目指し、取り組んでいた自治体からは早期再開を求める声が強く、昨年11月に行った全高速スマート・追加IC事業化委員会でも「今後の施策に支障が生じる」「準備が整っているのに進めない」など不安感が広がっていた。

会見で、池口副大臣は「スマートICは既存の高速道路を有効活用する重要な施策」と指摘。先の臨時国会で関連法案が廃案になったことを受け、整備再開に踏み切ったことを説明した。

今後、国交省では地方側の検討状況を踏まえ、新規箇所を決めていく方針。

++++

本州四国連絡高速道路の料金問題を調整する「本四高速の料金等に関する調整会議」の第1回会合が14日、国交省内で行われた。関係10府県市では井戸敏三兵庫県知事、石井正弘岡山県知事、飯泉嘉門徳島県知事、浜田恵造香川県知事が出席。池口副大臣、津川政務官等と意見を交わした。

本四の料金問題について2月上旬の決着を目指す国交省は、池口副大臣が昨年末、民主党と合意した「高速道路の料金割引に関する基本方針」を説明した上で、関係自治体の本四高速会社への出資金延長を要請。これに対し、自治体側は全国高速道路と別徴収となっている本四の一律料金化を求めた。

今後、調整会議を重ねていく方針だが、会合後、池口副大臣は「出資延長がなければ割引しないという話ではない。引き続き地方と協議を重ね、調整していきたい」と語った。

++++

国土交通省は14日、高速道路の無料化社会実験(全国37路線50区間)について、昨年6月28日~12月31日までの開始後6カ月の渋滞発生状況をまとめ、公表した。

無料化区間のうち、渋滞が起きた日数が最も多かったのは京都丹波道路・丹波~沓掛間。期間中の92%に当たる172日で渋滞が発生。以下、西九州自動車道(武雄佐世保道路・佐世保道路)武雄JCT~佐世保中央間157日(84%)、広島呉道路・仁保~呉間108日(58%)、沖縄自動車道・許田~那覇間75日(75%)、西湘バイパス・西湘二宮~箱根口・石橋間58日(31%)、中央自動車道(東富士五湖道路含む)大月JCT~須走間41日(22日)、伊勢自動車道紀勢自動車道・津~伊勢・紀勢大内山間33日(18%)、岡山自動車道・北房JCT~岡山JCT間28日(15%)、新湘南バイパス・藤沢~茅ヶ崎海岸間28日(15%)、日本海東北自動車道・荒川胎内~新潟中央JCT間24日(13%)と続く。

主な渋滞要因は、一般道との連結部での信号待ちやトンネル内での車のスピード低下など。休日で見ても、渋滞上位3区間は全日と同じ順位。この間の無料区間の交通量は、実験前と比べて平均で約2倍増え、逆に並行する一般道の交通量は約2割減少した。

パーマリンク