22年度までに全通を 大会に430人参集 中部縦貫道建設促進福井県協議会

福井県と沿線市町で構成する中部縦貫自動車道建設促進福井県協議会(会長=西川一誠福井県知事)の大会が1日、福井県大野市内のJAテラル越前本店で開催された。

大会には、西川知事や、岡田高大大野市長ら沿線市町の首長、仲倉典克県議会議長、県選出国会議員など関係者430人が参集。22年度の北陸新幹線敦賀開業までに全線開通させるよう、国に強く働きかけていくことを誓い合った。

西川知事は挨拶で「中部縦貫道は、本県の観光、産業の振興や、関東圏と中京圏を結ぶ国にとって大変重要な道路」と強調し、「これまで以上に関係者が一致団結し、1日も早く全線開通するよう、国に積極的に働きかけていく」と力強く述べた。

また、市内の小中学生18人が壇上に立ち、「私達が大人になるまでに、油坂までつながるとうれしい」などと意見発表した。

中部縦貫自動車道の早期開通および予算確保に関する決議は、▽大野油坂道路を22年度までに全線開通できるよう予算確保する▽大野東~和泉間の開通年度を公表する▽16年度開通予定の永平寺~上志比間の1日も早い開通を図るための必要な予算確保―など、満場一致で決議をした。

大会最後、頭に鉢巻きを固く結んだ参加者らは、一丸となってガンバロー三唱で気勢を上げた。

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