28日からETCXの運用開始 キャッシュレスが可能に 中日本と箱根ターンパイク

NEXCO中日本と箱根ターンパイクは、28日午前10時から、アネスト岩田ターンパイク箱根・箱根小田原本線の小田原料金所で「ETCX」の運用を開始する。

同料金所はこれまでETCが設置されていなかったことから、簡便に設置できるETCXが採用された。今後、便利なキャッシュレスでの支払いが可能になる。

会員登録後、ETCカードを車載器に挿入して、料金所で一旦停止、料金収受員にETCX決済を申し出ると、サービスを利用できる。

会員登録には登録者本人の同一会社が発行するETCカードとクレジットカードが必要。一部クレジットカードとクレジット・ETC一体型カードは登録不可。会員規約に定める要件を満たし、規約に同意すれば、ETCソリューションズ登録サイトから最短5分で登録でき、入会金・年会費は無料。車載器が搭載可能な排気量125cc超の2輪車でも原則利用可。

ETCXはETCソリューションズが提供しているETC多目的利用サービスで、関係会社と協働して、駐車場、ドライブスルー、フェリー、ごみ焼却処理施設などで、試行運用を実施してきた。

現在は有料道路4カ所、伊豆中央道・江間料金所、修善寺道路・修善寺料金所と大仁料金所、鳥飼仁和寺大橋有料道路で利用可能で、ETCX料金割引制度もある。他に愛知県新城市のガソリンスタンド・オイルバンク新城店で利用できる。

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