3月12日に同時開通へ 道東道・白糠~阿寒間、「釧路外環状道路」釧路西~釧路東間

北海道開発局釧路開発建設部が整備を進めている道東自動車道・白糠IC~阿寒IC間(延長14㌔)及び、一般国道38号・44号「釧路外環状道路」(延長16.8㌔)のうち釧路西IC~釧路東IC間(延長9.9㌔)が3月12日に同時開通する。通行は無料。開通式典や開通時刻は決まり次第発表。

道東産の生鮮さんま輸送は、道東道の直結(夕張IC~占冠IC間開通)で、新たなフェリー航路が利用可能になり、関西向けの輸送日数が1日短縮しブランド力が向上。道東道の延伸と釧路外環状道路の開通により、ブランド力の更なる向上が見込まれ、大阪市場で道産シェアの益々の増加が期待される。

また、道東道の順次開通が進み、釧路管内に到達。広域観光周遊ルートを支える交通ネットワークとして機能し、15年3月の浦幌IC~白糠IC間開通後、道央・十勝方面から出入りする釧路根室圏への交通量は約2割増加。

道東道の更なる延伸と釧路外環状道路の開通を控え、これまで以上に地域が一体となって魅力の向上・発信を行うなど今後の延伸に期待がかかる。

道東自動車道(本別IC~釧路西IC間)延長65㌔の総事業費は約2072億円。釧路外環状道路(釧路西IC~釧路別保IC間)の総事業費は約878億円。

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