3月16日上北道 上北天間林道路・上北~七戸町が直結 地域間との交流連携が強化

[caption id="attachment_10280" align="alignleft" width="300"] 開通記念式典の後、約100台の車による渡り初め[/caption]

八戸市と青森市を結ぶ上北自動車道(延長約24㌔)の一部を構成する上北天間林道路・上北IC~七戸IC間(延長7・8㌔)が16日午後4時、開通した。

今回の開通により、12年度に開通した上北道路(延長7・7㌔)と接続し、六戸町と七戸町が直結した。交通混雑の緩和や、地域間の交流連携強化、第3次救急医療施設への速達性向上などが期待される。上北天馬林道路は、国の直轄事業により08年度に着手され、総事業費は約269億円。

同日は上北IC(上北郡東北町)で開通式典が開催され、三村申吾青森県知事や蛯名鉱治東北町長、小又勉七戸町長、国土交通省の池田豊人道路局長、大島理森衆院議員など関係者約200人が出席し、テープカットやくす玉開披を行った。

三村知事は「今後、より一層の雇用拡大のほか、陸路・海路・空路の交通手段を組み合せた『立体観光』の推進、国土強靭化や救急搬送の速達性の向上など多方面にわたり効果をもたらすと期待している」と挨拶。池田局長は「青森市と八戸市間の物流や観光面において、さらなる連携強化に寄与するものと期待している。引き続き、事業中の天馬林道路の早期完成を目指し事業を推進していく」と挨拶した。

式典の後、開通区間をパトロールカーやバスなどの関係車両約100台が渡り初めを行った。

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