3月21日 徳島沖洲~徳島津田間 徳島南部道で初の開通 渋滞区間回避、物流が効率化

国土交通省徳島河川国道事務所(新宅幸夫所長)は9日、徳島JCTから阿南ICを結ぶ徳島南部自動車道(延長22㌔)のうち、徳島沖洲IC~徳島津田IC間(延長2・4㌔)を3月21日午後5時に開通すると発表した。徳島南部自動車道で初めての開通となる。開通に先立ち、午前10時から、徳島津田IC付近で関係者による開通式典を開催する予定。

今回の開通により、本州方面から、多くの企業が集積する沖洲・津田地区に向かう際、徳島市中心部の渋滞区間を回避することが可能になり、物流の効率化やドライバーの負担軽減、企業間の連携強化が期待される。また、沖洲地区~津田地区間の所要時間は、これまでの徳島環状線利用時より、約11分短縮すると予測している。

徳島県臨海部では、高速道路の整備に伴い、工場立地件数が増加傾向であり、今後、徳島南部自動車道が産業拠点をつなぎ、さらなる地域経済の活性化が期待される。

徳島南部自動車道の徳島沖洲IC~阿南IC間(延長17・3㌔)は、国土交通省が整備。徳島JCT~徳島沖洲IC間(延長4・7㌔)は、NEXCO西日本徳島工事事務所が21年度の開通を目指し、整備を進めている。

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