3月25日 北近畿豊岡道「八鹿日高道路」日高神鍋高原~八鹿氷ノ山間

国土交通省豊岡河川国道事務所(別木孝所長)は23日、北近畿豊岡自動車道「八鹿日高道路」の日高神鍋高原IC(兵庫県豊岡市日高町)~八鹿氷ノ山IC(養父市八鹿町)間(延長9・7㌔)を、3月25日に暫定2車線で開通すると発表。開通時刻、開通式典は決まり次第発表する。また、仮称であった日高ICは、県、関係市の意見を踏まえ、「日高神鍋高原IC」に名称が決まった。

北近畿豊岡自動車道は、豊岡市~丹波市に至る延長約70㌔の高規格幹線道路。兵庫県北部の但馬地域と丹波地域の連携を支援するとともに、舞鶴若狭自動車道等を介して京阪神都市圏と直結することで、地域の活性化を支援する自動車専用道路。

今回の開通により、北近畿豊岡自動車道は約8割が開通。大阪市役所から城崎温泉までの所要時間は、これまでより約10分短縮し、165分で結ばれるなど、地域間のアクセス向上により、さらなる地域活性化の支援が期待される。丹波地域には、城崎温泉など多くの観光資源があり、観光客数、観光消費額は近年過去最高を更新。同道路を利用することで利便性が向上し、丹波地域内の周遊観光活性化への支援ほか、第3次救急医療機関へのアクセスが向上するなどの整備効果が期待される。

八鹿日高道路の総事業費は、完成4車線で約690億円。

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