3月8日 高松道・鳴門~高松市境間 全線4車線化 通常時10分、混雑期55分短縮

NEXCO西日本四国支社は8日、高松自動車道・鳴門IC(徳島県鳴門市)~高松市境(香川県高松市)間(全長約51・8㌔)の4車線化工事が3月8日に全線で完成し、午後3時から4車線化供用を開始すると発表した。翌9日午前9時から、白鳥中央公園体育館(香川県東かがわ市)で完成式典を開催する。

今回の4車線化により、同区間の通常時の所要時間は暫定2車線の44分に比べ、約10分短縮し、混雑期には89分から約55分短縮するなど、渋滞が大幅に緩和するとともに、定時性の向上が期待される。

そのほか、同社は暫定2車線区間では完成4車線化区間に比べ、交通事故が発生した場合に、死亡事故や通行止めになる割合がともに約2倍と算出。今回の4車線化により、安全性のさらなる向上・道路の機能強化を図り、突発的な事象に起因する通行止めの減少が期待される。

また、4車線化による機能強化で、さらなる信頼性の向上、水産物の流通を支援する等の効果が期待される。

4車線化事業の総事業費は約760億円。

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