4車線化へ一致団結 千葉県圏央道同盟会5月15日に総会

千葉県と関係23市町村で構成する首都圏中央連絡自動車道建設促進期成同盟会(会長=森田健作千葉県知事)は15日、千葉市の京成ホテルミラマーレで、18年度通常総会を開催した。

総会には、同盟会会長の森田知事をはじめ、副会長の小泉一成成田市長、鹿間陸郎東金市長など関係者約70人が出席し、18年度事業計画並びに予算について満場一致で承認。決議は▽大栄・横芝間について、財政投融資の活用により整備を加速し、24年度の開通に向け事業推進▽県境・大栄間の4車線化について、財政投融資の活用により整備を加速し、24年度供用に向けた事業推進。横芝・木更津東間の早期4車線化着手と早期完成など、全6項目の骨子を盛り込んだ要望文を満場一致で採択した。首都圏中央連絡自動車道の1日も早い全線開通のため、県と沿線市町が一体となって、事業者が進める用地取得の支援を、より強力に取り組んでいくことや、関係機関等に要望活動を実施していくことなどを決めた。

森田知事は挨拶で「順調にいけば大栄~横芝間が24年に開通する。今後の大きな目標として、圏央道の4車線化を頑張っていかなければならない。私たちが一致団結してチーム千葉となった時、大きな力になる」と述べた=写真=。

総会後、森田知事と関係首長らは、国土交通省の石川雄一道路局長や財務省の今枝宗一郎財務大臣政務官を訪問し、要望活動を実施した。

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