静岡県静岡市とＮＥＸＣＯ中日本東京支社が共同で整備を進めていた、東名高速道路の「日本平久能山（にほんだいらくのうざん）スマートＩＣ」が、９月14日午後４時に開通する。これにより、東静岡地域のＩＣ空白地域が解消される。
日本平久能山スマートＩＣ（静岡市駿河区宮川）は、16年９月工事に着手し、清水ＩＣ～静岡ＩＣ間の清水ＩＣから11㌔、静岡ＩＣから３㌔の地点に本線直結型により設置される。ＥＴＣ搭載車全車種が24時間、東京、名古屋方面全方向利用できる。
今回の開通により、交通が集中する静岡ＩＣ周辺を交通が分散化し、周辺道路の渋滞緩和を図る。静岡市東部から第３次医療施設への救急搬送時間は12分短縮するほか、静岡市内の自動車部品、製造メーカー等の工場等集積地区から、高速道路へのアクセス性が向上し、所要時間はこれまでより12分短縮し、企業活動の効率化を支援するなどの整備効果が期待される。
日本平久能山スマートＩＣ～浜松ＩＣ間の通常通行料金は普通車２０５０円、軽自動車１６８０円。
