9/7開通 常磐道「水戸北スマートIC」 新たな活力、にぎわいを創出 いわき方面への利用可能のフル化

[caption id="attachment_8623" align="alignleft" width="300" caption="テープカットやくす玉開披で開通を祝った"][/caption]

茨城県水戸市とNEXCO東日本が整備を進めていた常磐自動車道・水戸北スマートICは7日午後5時から、いわき方面への出入りも可能なフルICとして開通した。これまで東京方面のみ出入り可能なハーフICだった。

開通に先立ち、水戸市のアダストリアみとアリーナで開通式典が開催され、石井啓一国土交通大臣、高橋靖水戸市長ら関係者約100人が出席。水戸北スマートICでは開通セレモニーが開催され、関係者らはテープカットやくす玉を割るなどして開通を祝った。

高橋市長は「県北地域や東北地方から観光資源へのアクセスが格段に向上するほか、物流の効率化や災害時の輸送機能の強化など、地域の活性化に大きく寄与する。人・もの・情報の交流を通し、新たな活力、にぎわいの創出が図られるものと確信している」と挨拶した。

水戸北スマートICは、水戸IC~那珂IC間に、全国初の本線直結型として整備され、06年9月25日に東京方面に出入り可能なハーフICとして供用を開始した。一旦停止型のフルIC形式で、ETC搭載車の全車種が24時間利用できる。

今回の開通により、県北地域と水戸市とのアクセス時間の短縮やICアクセス10分圏域が拡大することにより、通勤・通学やIC周辺住民の利便性向上などが期待される。

水戸北スマートIC~日立中央IC間の通常通行料金は、普通車950円、大型車1470円。

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