紀勢道で初の4車線化 勢和多気~紀勢大内山で起工式

[caption id="attachment_17577" align="alignleft" width="356"] 三重県の大紀町コンベンションホールで行われた起工式[/caption]

三重県とNEXCO中日本名古屋支社は6月13日、三重県の大紀町コンベンションホールで、紀勢自動車道・勢和多気JCT~紀勢大内山IC間(延長23・8㌔)の一部区間を除く約17・1㌔の4車線化事業に向けた起工式を開催した。紀勢自動車道では初の4車線化事業となる。

近畿自動車道紀勢線(全長335㌔)の一部を担う紀勢自動車道は、三重県区間の勢和多気JCT~尾鷲北IC間(延長55・3㌔)と、和歌山県区間の南紀田辺IC~すさみ南IC間(延長38㌔)。三重県区間は2014年3月に、和歌山県区間は15年8月に全線開通した。三重県区間の勢和多気JCT~紀伊長島IC間はNEXCO中日本、紀伊長島IC~尾鷲北IC間と、和歌山県区間は国土交通省の管理区間となる。

今回4車線化事業が進められるのは、三重県区間の勢和多気JCT~大宮大台IC間約10・9㌔と、大宮大台IC~紀勢大内山IC間の一部区間を除く約6・2㌔。名古屋支社によると、勢和多気JCT~紀勢大内山IC間は2019年9月に「優先整備区間」に選定され、20年3月に大宮大台ICから紀勢大内山IC間のうちの約6・2㌔区間が事業化。その翌年3月に勢和多気IC~大宮大台IC間約10・9㌔が事業化されたことを受け、同社は調査設計などに着手し事業を進めていた。
起工式には、一見勝之三重県知事やNEXCO中日本の前川利聡名古屋支社長(当時)、沿線市町の首長、鈴木英敬衆議院議員ら国会議員、国土交通省の森本輝中部地方整備局長など関係者約60人が出席。

冒頭の挨拶で前川名古屋支社長は「今後、本格的な工事に着手していくが高速道路利用者や周辺住民に対する工事中の影響をできる限り抑え、安全を最優先に工事を進めていく」と述べた。一見三重県知事は「県南部の産業を活性化していくためには産業の道、命の道であるこの道を造っていくことが何よりも重要」と強調し、「道路は4車線化されてようやく機能を発揮できる。県南部の更なる発展を待ち望んでいる」と期待を示した。
最後に、一見三重県知事ら関係者16人は、工事の安全を祈願する鍬入れを行った。

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