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塩田鹿児島県知事が金子国交相に要望書を手交、南九州西回り道の全通を求めた[/caption]
南九州西回り自動車道建設促進協議会(会長=塩田康一鹿児島県知事)と南九州西回り自動車道建設促進期成会(会長=田中良二薩摩川内市長)は7月27日、九州縦貫自動車道や東九州自動車道とともに九州の一体的な浮揚、発展に寄与する高速道路、南九州西回り道の早期全線開通を求める要望活動を実施した。
塩田鹿児島県知事はじめ、亀崎直隆熊本県副知事、田中薩摩川内市長、椎木伸一出水市長、西平良将阿久根市長、高岡利治水俣市長ら要望団は国土交通省、財務省を訪問。国交省では金子恭之大臣、黒田昌義大臣官房長、沓掛敏夫道路局長、財務省で新川浩嗣財務事務次官と面談、要望書を手交した。
要望書では①芦北出水道路(水俣IC~出水IC間)の早期完成を図ること②阿久根川内道路(阿久根IC~薩摩川内水引IC間)全区画において用地取得や工事に着手し、更なる整備促進を図ること➂暫定2車線区間の4車線化優先整備区間である美山IC~伊集院IC間の事業促進並びに八代南IC~日奈久IC間の早期事業化――等が盛り込まれた。
要望で塩田鹿児島県知事が「これまでの開通で様々な効果が出ており、災害発生時には九州縦貫道や国道3号の代替路としてダブルネットワーク効果を発揮。沿線地域では、南九州西回り道の全線開通を見据え、多くの企業が進出している」と説明。重要港湾・川内港でコンテナ船の大型化や貨物の増加に対応した国際物流ターミナルの整備も進められている状況にも触れ、「産業振興や地域活性化、そして〝命の道〟として南九州西回り道が果たす役割は極めて重要」として、早期整備の必要性を訴えた。
今年2月、現場を視察し、芦北出水道路の2028年度の全線開通を発表した金子国交相は「自然災害が激甚化・頻発化している中で、事前防災のためにもしっかり公共投資していく必要がある」として、南九州西回り道の整備に取り組む姿勢を強調。新川財務事務次官は、要望趣旨を受け止めた上で「当初予算の中に必要な事業費を盛り込まなければならない」と述べ、南九州西回り道はじめ高規格道路の整備に理解を示した。


