島原道路の整備促進を 中村長崎県知事らが国交省、財務省、与党へ

[caption id="attachment_8487" align="alignleft" width="300" caption="中村知事らは自民党の加藤総務会長に要望書を手交"][/caption]

長崎県と島原市、雲仙市、南島原市は7月30日、国土交通省や財務省、自民党本部などを訪れ、島原道路の整備促進を訴える要望を実施した。

島原道路は、南島原市深江町を起点として、諫早市貝津町の長崎自動車道・諫早ICまでを結ぶ延長約50㌔の地域高規格道路。全体50㌔のうち、約35%の約17㌔が供用しているが、いまだに全線の完成には程遠い状況である。

中村法道長崎県知事と古川隆三郎島原市長、金澤秀三郎雲仙市長、松本政博南島原市長は、国土交通省藤田耕三事務次官、山田邦博技監、由木文彦審議官らと面会し、島原半島内唯一の未事業化区間である島原市有明町から雲仙市瑞穂町間の来年度の新規事業化を強く要望した。

また、来年度の道路関係予算は、本年度を上回る額を確保するとともに、防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策が終了する21年度以降も、引き続き必要な予算を確保することなどを要望した。

中村知事らの要望に対し、藤田事務次官は「要望については承った。今後とも道路予算確保に務める」と述べた。また、自民党の加藤勝信総務会長は「要望については承った」と応じた。

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