[caption id="attachment_11795" align="alignleft" width="300"] 理事会終了後、二之湯国務大臣への要望活動を実施した[/caption]
全国高速自動車道市議会協議会(会長=髙橋靖銘御殿場市議会議長)は10月21日、理事会を開き、「高速道路建設・整備促進等に関する要望書」案を原案通り決定するとともに、要望活動の方法などについて協議。要望事項の実現に向け、地元選出国会議員等へ積極的に要望活動を展開していくことを決めた。
会議冒頭には、国土交通省の竹林秀基道路局高速道路課高速道路事業調整官から「高速道路を取り巻く最近の情勢について」と題する説明を聴取した。
理事会終了後、髙橋会長、正副会長・監事らは要望活動を行い、内閣府において、10月に防災や国土強靱化などの担当に就任した二之湯智国務大臣に面談したほか、国土交通省で𠮷岡幹夫技監と面談。高規格幹線道路網1万4000㌔の早期整備と暫定2車線区間の4車線化、高速道路ネットワークの更なる機能向上と最適利用の推進、安全対策の推進等を骨子とした「高速道路建設・整備促進等に関する要望書」を手交した。
髙橋会長は未整備区間の一刻も早い着工や財源の確保、老朽化対策の推進等について要望。また、村崎啓二副会長(府中市議会議長)は20年10月に調布市で発生した道路陥没事故を踏まえ、十分な対策を講じるよう求めた。