ネットワークの重要性再認識 九州中央道建設促進協議会総会 全線早期開通に向け全力

[caption id="attachment_5289" align="alignleft" width="300" caption="事業計画案・収入支出予算案を満場一致で承認"][/caption]

宮崎、熊本両県の知事と県議会議長、首長らで構成する九州中央自動車道建設促進協議会(会長=河野俊嗣宮崎県知事)は6日、熊本県熊本市の熊本市国際交流会館で、17年度総会を開催した。

冒頭、東憲之介宮崎県県土整備部長は「熊本地震で多くの幹線道路が被災し、ネットワークの重要性を再認識した。本路線は、災害時や救急医療時には沿線住民の生命を守る『命の道』であり、その整備は喫緊の課題である。昨日、高千穂日之影道路の一部区間(約2・8㌔)が18年度開通予定と発表されるなど着実に整備が推進されているが、今後も本路線の全線開通に向け、全力で取り組んでいく」と会長の挨拶を代読した。

総会には、蓬原正三宮崎県議会議長、同自動車道建設促進期成会(熊本県)会長の梅田穰山都町長ら約20人が出席。

今年度は、事業中区間の小池高山~矢部間、高千穂日之影道路の早期完成、未事業化区間である矢部~蘇陽~五ヶ瀬~高千穂間、日之影~蔵田間の早期事業化、九州中央自動車道整備に必要な予算の重点配分など、他の団体と連携し、関係機関に強力な働きかけを行っていく事業計画案及び、収入支出予算案は、満場一致で承認された。

また、総会後には熊本・延岡両河川国道事務所より本路線における現在の整備状況等について説明がなされた。

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