三重県社会基盤整備協会と三重県道路利用者会議 国交省・財務省などに要望活動

[caption id="attachment_5884" align="alignleft" width="300" caption="石川道路局長へ「北勢バイパスや中勢バイパス、紀勢線の整備を」と訴えた"][/caption]

県内29市町が加盟する三重県社会基盤整備協会と三重県バス協会、三重県トラック協会、三重県タクシー協会で構成する三重県道路利用者会議は22日、国土交通省や財務省などに要望活動を行った。

会長の亀井利克名張市長、副会長の小林俊二トラック協会会長と中島嘉浩タクシー協会会長は、「北勢地域で渋滞し、既存の道路ネットワークは飽和状態。北勢バイパスや中勢バイパスの整備が長らく待たれている。また、南海トラフ地震で櫛歯作戦を行うためにも近畿自動車道紀勢線や地震時の自衛隊の拠点となるパーキングエリアやサービスエリアの整備が必要」と要望し、「渋滞による長時間労働などドライバーの雇用環境の改善は大きな課題。運転手不足を解消し、物流ネットワークの効率的を図るため、渋滞緩和対策やトラックの大型化に対応した道路整備を進めていただきたい」と訴えた。

要望活動に同行した三重県選出の川崎二郎衆議院議員は、「伊勢湾岸道路の大型集客施設やゴルフ場は、渋滞による集客減が懸念される」と指摘し、「北勢地域の渋滞解消は喫緊の課題だ」と述べた。一行は、国土交通省の他、衆議院第1議員会館、参議院会館を訪れ、関係者へ要望事項を伝えた。

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