中国横断道岡山米子線 全線4車線化への動き加速 鳥取県と期成同盟会が総決起大会


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中国横断自動車道岡山米子線の全線4車線化を目指す鳥取県と中国横断自動車道岡山米子線(蒜山IC~米子IC間)4車線化促進期成同盟会(会長=野坂康夫米子市長)は11月15日、東京・永田町の衆議院第1議員会館で総決起大会を開催。対向車線へのはみ出しによる重大事故や除雪困難による長時間の全面通行止め等が発生し、地域経済の成長にも足かせとなる暫定2車線の現状を早期に打開すべく、当日は国会議員や沿線自治体関係者など100人以上が駆けつけ、熱気に包まれた。


中国横断道岡山米子線は本年度で全線開通20年を迎えるものの、未だ蒜山IC~米子IC間と賀陽IC~北房JCT間が暫定2車線区間のままとなっている。こうした中、今年6月に岡山米子線が暫定2車線区間における付加車線設置検証路線として選定され、8月31日には付加車線設置区間が決定した。


岡山米子線の4車線化は、地方創生や国土強靭化にも大きく寄与することから、早期の付加車線設置を促進するとともに、全線4車線化に向けた動きを一層加速させるため、今回、都内で初めて総決起大会を開催した。


大会では冒頭、平井伸治鳥取県知事が「積雪による交通途絶や速度減速による渋滞事故が多発している事態を防止するためには全線4車線化が必要不可欠」と挨拶。「何をおいても安全・安心が基本。今回、岡山県側、鳥取県側で付加車線設置が決まったが、これを繋げ、全線4車線化を実現していきたい」と決意を語った。


続いて、野坂米子市長が「地域活性化や観光振興、更には大規模災害時の避難路として岡山米子線は重要な道路。付加車線設置で動き出したものの、我々が熱望するのは全線4車線化だ」と述べ、地域一丸となって国へ積極的に訴えていくことを誓った。


大会には地元選出の石破茂衆議院議員、赤澤亮正衆議院議員、青木一彦参議院議員、舞立昇治参議院議員に加え、自民党の竹下亘ITS推進・道路調査会長も参加し、「暫定はあくまで暫定。4車線化されている地域との格差が広がっている」(石破衆院議員)、「本日の大会のことは、道路調査会としても重く受け止めなければならない」(竹下道路調査会長)と岡山米子線の4車線化推進に向け力強いエールが送られた。


白石祐治江府町長、澤耕司鳥取県バス協会理事の意見発表に続いて、中村勝治境港市長が①蒜山IC~米子IC、賀陽IC~北房JCT間の4車線化の早期実現を図ること②付加車線の試行設置が決定された区間の早期工事着工を図るとともに、残る区間についても、引き続き次の付加車線設置と着工に向けた検討を進めること――を盛り込んだ決議案を朗読、満場一致で採択された。


最後に、平井鳥取県知事、野坂米子市長から国土交通省の石川雄一道路局長、NEXCO西日本の芝村善治取締役常務執行役員へ決議が手交され、全線4車線化の早期実現に向け、参加者一同「ガンバロー三唱」を行い、気勢を上げた。

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