九州道・城南スマートIC 7月9日に開通へ

熊本県熊本市とNEXCO西日本九州支社が建設を進めてきた九州自動車道の城南(じょうなん)スマートICが7月9日午後3時に開通する。

今回開通する城南スマートICは、御船ICから5・6㌔、松橋ICから6・4㌔の熊本市南区城南町塚原に設置される。これまで御船IC~松橋IC間は12㌔となっていたが、城南スマートICの開通により、高速道路が使いやすくなる。

同スマートICは、12年4月連結許可され、翌5月に工事着手。総事業費は約25億円。24時間、全方向の利用が可能。アクセス道路は、上りが市道塚原第3号線、下りは同第4号線。

今回の開通により、熊本市南部地域から九州道までの新たなルートが形成され、所要時間が短縮。特に、熊本市南部地域から九州道上り線を利用する場合、国道266号の混雑区間を回避したルート選択が可能となる。また、周辺の工業団地等から九州道までの所要時間が短縮し、物流の強化による企業進出の促進、雇用拡大が期待されるほか、熊本赤十字病院への搬送時間の短縮で、救急医療活動支援の円滑化、迅速化を支援する。

城南スマートIC~大宰府IC間の通常通行料金は、普通車2990円、大型車4830円。

パーマリンク