6月17日に常磐道2事業着工式 いわき中央~広野間4車線化事業、常磐富岡~浪江間の大熊・双葉両地活IC

NEXCO東日本東北支社は17日、常磐自動車道・いわき中央IC~広野IC間(延長約27㌔)の4車線化事業と、常磐富岡IC~浪江IC間の大熊・双葉両地域活性化ICの本格的な工事着手に伴い、福島県いわき市好間工業団地で着工式を開催する。

同区間の4車線化事業については、15年3月の常磐自動車道全線開通後の交通量増加に伴い、暫定2車線区間で速度低下による事故発生の状況を踏まえ、昨年6月に整備計画変更。20年度の完成を目指し、事業を進めている。また、大熊・双葉両地域活性化ICは、15年6月に連結許可・整備変更、同年8月に事業化。大熊ICは18年度、双葉ICは19年度の完成を目指し事業を進めている。

なお、常磐道全通後1年後、福島県、宮城県南部沿岸地域の企業立地件数は、最高記録を更新中。企業立地増加による雇用拡大により地域経済の復興を牽引。さらに、福島・宮城県の主要観光地などでは、観光入込客数が震災以降最高を記録するなど、観光人口が増加し観光消費額が約80億円と大きな経済効果を誘発するなどのストック効果があった。

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