京奈和道推進議員連盟総会 早期全通求める決議採択 4車線化推進もペースあげて

[caption id="attachment_7356" align="alignleft" width="300" caption="荒井奈良県知事は「用地取得に努力する」と語った"][/caption]

京奈和自動車道推進議員連盟(会長=石田真敏衆議院議員)は11月9日、衆議院第二議員会館で総会を行った。

議連事務局長の田野瀬太道衆議院議員ら沿線各府県の国会議員8人、荒井正吾奈良県知事ら府県関係者、国土交通省・NEXCO西日本の幹部など約30人が参加した。

池田豊人国土交通省道路局長は「大和北道路・奈良北IC~奈良ICは新規事業化され、奈良北IC~郡山下ツ道JCTはNEXCO西日本への有料道路許可手続きを経て事業を進め、工事公告を行ったところだ。暫定2車線区間の4車線化については、今年の災害時に復旧が早かった事例があり、今後ペースをあげて進めていきたい」と述べた。

荒井知事は「ネクスコとの合併事業で県内すべてが事業化され感謝する。用地買収がなかなか進まないが、用地買収チームを県・国道事務所と一緒になって最大限注力したい」と訴え、黒川純一良近畿地方整備局長は「大和御所道路・橿原北IC~橿原高田ICは任意買収を継続しながら、事業認定制度の活用も視野に入れ、用地買収を進める」と応じた。

決議は荒井知事の要望した「用地取得にさらなる努力をし」という文言を追加し、早期全線開通を求める決議を採択し、池田道路局長に手交した。

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