全線開通と4車線化早期実現を 能越自動車道建設促進期成同盟会 総会決議を国交省と国会に要望へ

[caption id="attachment_11324" align="alignleft" width="300"] 7月6日の総会で挨拶する髙橋高岡市長[/caption]

能越自動車道建設促進期成同盟会(会長=髙橋正樹高岡市長)は6日、同市のホテルニューオータニ高岡で21年度総会を開き、能越道の早期全線開通に向けた整備促進や4車線化の早期実現などを求める決議を採択した。近く国土交通省と国会議員へ要望する。

総会には、会長の髙橋市長、副会長の梶文秋輪島市長、林正之氷見市長のほか、柴田巧参議院議員、国交省・北陸地方整備局・田村毅富山河川国道事務所長、近藤勝俊金沢河川国道事務所長、富山・石川両県議会議員など関係者49人が出席した。

決議には、▽長期・安定的に道路整備を進めるための新たな財源の創設▽22年度道路関係予算の満額確保▽コロナ禍で落ち込む地域経済を下支えするため21年度道路関係予算の早期執行▽能越道の全線開通に向けた整備促進▽高岡IC以北の暫定2車線区間における4車線化の早期着手などを盛り込んだ。

冒頭の挨拶で髙橋市長は「能越道の開通区間の延伸により、各沿線地域は、交流人口の増加や移動・輸送時間の短縮等、整備に伴う様々な効果が発揮されてきている。更なる進展のために一日も早い全線開通と4車線化の早期実現に向け取り組んでいきたい」と述べた。

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