[caption id="attachment_1826" align="alignleft" width="300" caption="挨拶する古田会長(岐阜県知事)"][/caption]
沿線自治体の首長らで構成されている岐阜県東海北陸自動車道建設連絡協議会(会長=古田肇岐阜県知事)は3日、岐阜県議会西棟で、15年度定期総会を開催した。
総会には、会長の古田岐阜県知事をはじめ、沿線首長や県議会議員ら関係者約80人が出席し、東海北陸自動車道の全線4車線化について、国やNEXCO中日本へ要望していくことなどを確認した。
古田会長は、この3月の北陸新幹線の開業により、飛騨地域をはじめ、岐阜県が全国から注目を集めるチャンスとなっていることや、全国に先駆けて、この3月に策定した岐阜県強靭化計画において、本自動車道を岐阜県の安全を確保するうえでなくてはならない道路と位置付けていることに触れ、「東海北陸自動車道の重要性がますます高まっている」と述べた。
総会では、白鳥IC~飛騨清見IC間の4車線化について18年度までに整備することや、飛騨清見IC~小矢部砺波JCT間の4車線化につて早期事業化を図ること、また、16年度の予算において所要額を確保することなど、6項目を盛り込んだ決議文を採択した。