国土交通省福知山河川国道事務所（南後和寛所長）はこのほど、京都縦貫自動車道「丹波綾部道路」の京丹波わちＩＣ～丹波ＩＣ間（延長18.９㌔）を７月18日午後２時に開通すると発表。この開通で、京都縦貫自動車道（延長約１００㌔）が全線開通する。
丹波綾部道路（延長31.３㌔）は、１９９３年度に事業化、97年度に工事着手。総事業費は有料事業を含め約２１００億円。京都縦貫自動車道の段階的開通で、京都北中部への所要時間が短縮し、開通とともに観光客数や観光消費額が増加。沿線では企業立地が進展し、地域の製造品出荷額や、京都舞鶴港の取扱貨物量が増加。有効求人倍率も２倍になるなど、地域が活性化。全線開通により、琵琶湖周辺の周遊観光ルートが形成され、より一層の観光交流、地域経済の好循環、更なる企業立地の進展等地域経済の活性化が期待される。
この全線開通を記念し、京都府は７月12日、京丹波ＰＡから片道５㌔の高速道路を歩くフリーウォークイベントを開催。当日はスーパーマリオブラザーズの「マリオ」と「ルイージ」が駆け付け、フリーウォークを先導。会場では物産展や、道の駅「京丹波味夢の里」で食の祭典も開催。現在、京都府ＨＰ（締切り７月３日18時）または、はがき等で事前申込を受付中。はがきの応募先は〒６０２‐８５７０京都府建設交通部計画課「フリーウォーク係」（７月３日消印有効）。
