東北中央道「村山トンネル」安全祈願祭 安全と早期完成願う

 

[caption id="attachment_1830" align="alignleft" width="300" caption="力強く鍬入れを行う関係者"][/caption]

国土交通省山形河川国道事務所(廣瀬健二郎所長)が整備を進めている東北中央自動車道(山形県東根市~尾花沢市)で、唯一のトンネル「村山トンネル」の工事着手に伴い、同トンネル工事起点側坑口で安全祈願祭が5月25日に開催された。

志布隆夫村山市長、廣瀬山形河川国道事務所長、施工する東亜建設工業の馬場隆之東北支店長らが出席し、工事の安全と早期完成を願い、力強く鍬入れを行った。

志布市長は「県内13市のうち高速道路がないのは長井市と村山市だけ。早めの開通を期待している」と挨拶。廣瀬所長は、「村山トンネルをはじめ大きな構造物を含む東根IC~村山大石田IC間については供用の開通見込を出していない状況。1日も早く供用目標を宣言し、完成に向けて加速させていきたい」と挨拶するとともに、事故なく無事に、1日も早い完成を願うと述べた。

村山トンネル(山形県村山市大字名取~村山市本飯田地内)は全長396㍍で、内空断面積は86.5平方㍍、NATMにより掘削を進めていく。工期は2016年2月の予定。

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