全高速特別要望 道路予算の拡大を要請 ミッシングインク解消、早期4車線化を


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20年度政府予算の編成が大詰めを迎える中、全国高速道路建設協議会(尾﨑正直会長)は3日、政府与党への特別要望を実施した。麻生太郎財務相と自民党三役の二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長、鈴木俊一総務会長とそれぞれ面談し、ミッシングリンク解消と暫定2車線区間の4車線化、今後増大する維持管理費を踏まえた道路関係予算の拡大と新たな財源の創設を強力に要請。麻生財務相は「高速道路はしっかり繋げていかなければならない」と明言。4車線化については当面、優先整備区間について財投を活用して整備を急ぐ考えを示した。


財務省を訪れた尾﨑会長は、麻生太郎財務相と面談。「ミッシングリンクの解消と暫定2車線区間の4車線化、そして近年、頻発し激甚化する災害に備えた防災・減災対策、国土強靭化を着実に進めていくため、20年度予算で道路関係予算を拡大の上、所要額を確保することを全高速の総意として求める」と要望の趣旨を説明した。


更に尾﨑会長は、防災・減災の観点から暫定2車線区間の4車線化の早期実現を要望。「昨年の西日本豪雨では、高知自動車道の立川橋の橋梁上部工が流出する事故が発生した。4車線化済み区間であったため、交通の途絶が回避できた。全国でもこうした事例は多い」とした上で、先に決まった優先整備区間880㌔を含む早期4車線化に向けた必要な財源の確保を求めた。


また、全国の道路の維持管理について「道路利用者の安全を確保するためには、施設の維持修繕・更新が不可欠。事後保全から予防保全への移行により、莫大な将来コストを抑えることができるが可能となる」と指摘。「そのため維持管理費の別枠確保が必要であり、長期安定的に道路整備・管理を進めるため、新たな財源の創設も必要」と提言した。


麻生財務相は「暫定2車線区間の4車線化は、安全・安心のためにも急ぐべき課題。新東名・新名神の6車線化も含め、財投を活用して整備を進めていく」と発言。「要望にあるように高速道路、高規格幹線道路はしっかり繋げていかなければならない。維持修繕の問題も大事であり、しっかり検討していく」とミッシングリンクの解消、道路財源の確保等にも理解を示した。


自民党本部では二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長、鈴木俊一総務会長と面談し、要望書を手交。「予算の確保は重要であり、財政当局にしっかり伝える」と二階幹事長が応じたほか、岸田政調会長も「予防保全は大事な話であり、予算確保に努める」と回答。鈴木総務会長は「優先整備区間以外の直轄での4車線化をどうするか、知恵を絞りたい」と述べ、全高速要望を党でも共有していくことを約した。


全高速特別要望

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