11月18日赤羽国交相へ要望活動 都議会外環建設促進議連 東名~湾岸間の具体化も要請

[caption id="attachment_8930" align="alignleft" width="300" caption="赤羽国交相へ要望書を手交する中嶋会長ら役員"][/caption]

道路建設促進議員連盟(中嶋義雄会長)は11月18日、赤羽一嘉国土交通大臣と面談し、東京商工会議所と共に東京外かく環状道路の早期完成に向けた要望活動を実施。当日は、中嶋会長を筆頭に役員10人が参加した。

外環は昨年6月に千葉区間が開通し、課題だった首都高中央環状線の渋滞緩和が図られるなど、大きな効果を発揮。一方、都内の関越~東名高速間については、東名側に続き、今年1月には関越側からもシールドマシンが発進するなど、全線で工事が本格化している。

中嶋会長は、①「関越~東名高速間について、工事の安全管理やコスト縮減を図り、一日も早い完成」、②「青梅街道ICについて、国と都による連携の継続」、③「東名高速~湾岸道路間は、首都圏三環状道路の総仕上げの区間であり、外環の環状道路としての機能発揮のため、早期の計画具体化や事業化を図ること」と、議連の要望事項を大臣に強く訴えた。

また、木村基成副会長は「高速道路があると地元経済を潤すと実感している。今後ともこの事業を推進願いたい」と要請。早坂義弘幹事長も「関越~東名高速間について、当初2020年開通が目標だった。見通しを早期に示してほしい」と要請した。

都内15団体を代表して要望した東京商工会議所の野本弘文副会頭は、「湾岸道路と繋がれば、ようやく完結する」と、経済界でも「東名高速~湾岸道路間」の事業化を期待していることを説明した。

赤羽国交大臣は「外環の効果は間違いなくある。重く受け止め、しっかりやる」と要望の趣旨に理解を示し、積極的に取り組んでいく意向を示した。

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