全高速特別要望発言録 麻生財務相「骨太方針に全高速提言を」


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■加藤勝信官房長官(官邸内)

村井会長(宮城県知事)


防災・減災、国土強靱化に向けた5か年対策プログラム、これらを進めるための予算の総額確保をお願いしたい。


決議には、高速道路の料金徴収期間の延長とあるが、今後、高いサービス水準を将来にわたって持続的に提供するため、更には維持管理や更新事業の実施、そして暫定2車線区間の4車線化を進めるためには財源確保がぜひとも必要。しっかり財源を確保していくことが重要と考えている。


高速道路の整備では、ミッシングリンクは未だ残されており、高規格幹線道路の供用率は86%。地域高規格道路については4割程度しかできていない。ミッシングリンクの解消、ダブルネットワーク化は喫緊の課題だ。


暫定2車線区間については優先整備区間880㌔が選定されているが、事業化は2割しか決まっていない。4車線化すること、ミッシングリンクの解消、ダブルネットワーク化等のため、予算確保に向け、ぜひともお願いしたい。


濵田副会長(高知県知事)


切迫度の高まる南海トラフ地震では、県西部においても津波浸水区域に入る等から、高規格道路の整備が急がれるのが現状。計画的に整備を進めるためにも、5か年加速化対策の当初予算での確保をお願いしたい。


30年7月豪雨では高知道の立川橋の片側が流出したが、4車線化であったがために1週間後には残った2車線で対面通行が可能となり、迅速な一般交通の回復に繋がった。全国でも4車線化されていれば助かったという事例も多く、しっかり財源を確保して、この4車線化事業、是非とも進めていただきたい。


加藤官房長官


高速道路の整備の重要性は十分認識している。有料、料金徴収期間の延長について、国交省の審議会で議論されていることは承知している。その検討結果や、今回の要望、提言を踏まえ、しっかり取り組んでいく。


■麻生太郎財務大臣(大臣室)


麻生財務大臣


厳しい財政状況にあるが、ミッシングリンクの解消、メンテナンスは極めて重要だと思っている。メンテナンスは費用がかかるという人もいたが、党の方で国土強靱化ということで盛り上げていただいており、最近ではメンテナンスで予算がかかることに対して、批判を言う人が少なくなった。


今後、有料、料金徴収期間の延長等も含め、財源の確保が課題。全高速の提言については、骨太方針等においてもしっかり受け止めさせていただく。



全高速特別要望


高規格道路網は、我が国の産業発展に資するとともに、大規模災害時における広域支援ルートとして国民の命を守る社会資本の要である。


激甚化・頻発化する災害による脅威とポストコロナ時代の「新たな日常」に対応して行くため、ミッシングリンクの早期解消によるダブルネットワークの構築や暫定2車線の4車線化、スマートICの整備など既存高速道路の機能強化は喫緊の課題であり、財政が逼迫する中、国民の生命・財産を守る高速道路ネットワークの構築、持続可能な維持管理に向けて、次に掲げる事項の実現を強く要望する。


1、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策に必要な予算・財源の当初予算における安定的な確保


1、平時でも災害時でも安定的な人流・物流を支える強靱なネットワークの構築のため、高規格道路のミッシングリンクの解消及び暫定2車線の4車線化、耐震強化、新東名・新名神の6車線化の推進


1、有料の高速道路における高いサービス水準を将来にわたって持続的に提供するため、料金徴収期間の延長などによる、維持管理・更新事業の実施、暫定2車線の4車線化や自動運転に対応するための機能強化等に必要な財源の安定的な確保


1、国が管理する無料の高速道路において、必要に応じて機能強化を図りつつ、維持管理を確実に実施するため、有料制度の活用など安定的な財源の確保について、地域の意見も踏まえ検討


1、高速道路のさらなる利活用を促進し、地域との連携を強化するため、休憩施設の機能強化及びピンポイント渋滞対策の実施、スマートICの整備、ETC専用化等の推進


長期安定的な道路整備・管理が進められるよう、新たな財源を創設するとともに、令和4年度予算では、道路関係予算を拡大した上で、所要額を満額確保すること。


令和3年5月26日


全国高速道路建設協議会

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