北勢バイパス、四日市インターアクセス両同盟会が早期整備へ要望

[caption id="attachment_4164" align="alignleft" width="300" caption="森国交技監に要望書を手交する要望団"][/caption]

北勢バイパス建設促進期成同盟会(会長・田中俊行四日市市長)と四日市インターアクセス道路整備促進期成同盟会(会長・石原正敬菰野町長)は10月17日、国土交通省や財務省に、「北勢バイパス及び国道477号四日市湯の山道路の早期整備」を求める要望活動を行った。両同盟会会長ほか、栗田康昭朝日町長、城田政幸川越町長が出席。四日市商工会議所や沿線企業代表も参加し、官民連携で両道の必要性を訴えた。

北勢地域は、三重県内の製品出荷額の約7割を占める産業集積地。中でも四日市市は製造品出荷額が3兆880億円と、全国1741市区町村の中で第9位にランキングされている。ところが、沿線を走る国道1号・23号は慢性的な交通渋滞が発生しており、地域の大きな課題となっている。

国土交通省で森昌文技監に面談した要望団は、課題解決に繋がる北勢バイパス等の整備により、「産業・物流活動の促進や生活環境の向上、国際競争力の強化が期待できる。津波浸水被害が想定される国道1号・23号に代る緊急輸送道路としても必要」と説明。「市道日永八郷線~国道477号バイパスの開通見通し設定」、未事業化区間(国道1号(釆女町)~中勢バイパス(鈴鹿市稲生町))の早期事業化」などを要請した。

森技監は、「ある程度安定した予算で工事が始まれば、我々としても開通見通しを明確にして行きたい。全体のご支援を引き続きお願いしたい」と述べた。

 

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