北千葉道路建設促進期成同盟 早期全通へ建設促進大会

[caption id="attachment_10023" align="alignleft" width="300" caption="予算確保等に向けて決意を述べる森田千葉県知事"][/caption]

千葉県と、一般国道464号北千葉道路沿線7市と議会議長で構成する北千葉道路建設促進期成同盟(会長=清水聖士鎌ヶ谷市長)は8月28日、北千葉道路の早期全線開通に向け、千葉市内のホテルで、建設促進大会を開催した。

北千葉道路は、常磐道と東関東道のほぼ中間に位置し、外環道から成田空港を最短ルートで結ぶ延長約43㌔の幹線道路。首都圏北部や県西地域と成田空港とのアクセス強化が図られるとともに、沿線地域相互の交流・連携の促進、物流の効率化など、地域活性化に寄与することや、災害時の緊急輸送ネットワークの強化などが期待されている。

全長約43㌔のうち、未整備区間の市川市から鎌ケ谷市間の約9㌔を含む市川市から船橋市間約15㌔については、現在、県が都市計画と環境アセスメント手続きを実施しており、今年度中に完了する予定で進めている。

大会には、森田知事をはじめ、関係市の首長、県選出国会議員や県内の商工会議所会頭ら約70人が出席した。主催者代表挨拶で森田知事は「北千葉道路の整備は、日本の最重要課題である」と強調し、「西側区間の来年度の国による新規事業化と、東側区間の早期整備に向けた予算確保に向けて、県としても積極的に取り組んでいく」と決意を述べた。

▽市川市から船橋市間の国による21年度の新規事業化▽市川市から船橋市間の専用部については、直轄事業と有料事業の合併施行とする▽印西市から成田市間の早期整備に向け十分な予算を確保するとともに、直轄施行区間の4車線整備▽国道464号全線の直轄編入▽新たな財源の創設検討と道路予算全体の増額―を骨子とする大会決議を満場一致で採択した。

パーマリンク