広島呉道路の早期4車線化に向け 建設促進期成同盟会が発足 

[caption id="attachment_10019" align="alignleft" width="232" caption="新原会長が小笹NEXCO中国支社長に要望書を手交"][/caption]暫定2車線で運用している広島呉道路(愛称・クレアライン)の早期4車線化に向け、広島市・呉市・廿日市市・江田島市・坂町・熊野町の首長・議長・商工会議所会頭・商工会会長らが「広島呉道路建設促進期成同盟会」を発足。18日、広島市内で設立総会が開かれ、顧問に就任した湯﨑英彦広島県知事や来賓・会員を合わせ36人が出席した。

広島呉道路は平成30年7月豪雨の際、道路区域外からの土石流により84日間通行止めとなった。現在、坂北IC~呉IC間12.2㌔の4車線化が決定しており、NEXCO西日本による現地調査や設計が進められている。

総会では、設立発起人の新原芳明呉市長が、「平成30年7月豪雨では、各地で交通網が寸断され、生活に大きな影響を及ぼし災害に強い道路ネットワークの形成が必要であることを痛感した。特に広島広域都市圏の大動脈である広島呉道路の強靱化は喫緊の課題である」と説明し、顧問の湯﨑知事は「平成30年7月豪雨からの創造的復興による新たな広島県づくりに向け、広島呉道路4車線化の1日も早い完成が図られるよう、皆様とともに力合わせ取り組んで参りたい」と話した。

総会後、会長に選任された新原市長から、NEXCO西日本中国支社の 小笹浩司支社長に要望書が手渡され、小笹支社長は、「19年6月に広島呉道路4車線化を所掌する広島工事事務所を新たに設置し組織強化を図っている。国と連携し、広島県を始め関係自治体の皆様のご協力を賜りながら、1日も早い4車線化、災害に強い道路を目指して尽力する」と応えた。

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