北近畿豊岡自動車道・山陰近畿道促進大会開催 地域一丸で早期整備訴え

[caption id="attachment_17699" align="alignleft" width="456"] 沿線首長、住民ら総勢約600人参加の元、早期全通を誓い合った[/caption]

「北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道早期実現促進大会」が8月8日、兵庫県朝来市の和田山ジュピターホールで開催され、但馬地域と阪神都市圏を南北に結ぶ北近畿豊岡自動車道と、環日本海時代を支える山陰近畿自動車道の整備促進に向け、地域一丸となって訴えていくことを誓い合った。

大会は兵庫県但馬地域3市2町(豊岡市・養父市・朝来市・香美町・新温泉町)と新温泉町山陰近畿自動車道整備推進協議会、北近畿豊岡自動車道建設促進期成同盟会など関係6団体で構成される大会実行委員会が主催。谷公一衆議院議員、末松信介参議院議員、加田裕之参議院議員、見坂茂範参議院議員に加え、国土交通省から小林賢太郎近畿地方整備局長、兵庫県から守本真一副知事等が来賓で出席したほか、沿線から首長や沿線住民など総勢約600人が参集し、会場は整備促進一色に包まれた。

実行委員会の水谷和尚副委員長の開会挨拶に続いて行われた来賓挨拶では、谷衆議院議員が30年以上にわたって取り組んできた地域の活動に敬意を表し、「北近畿豊岡自動車道の完成が目前に迫るなど、私が国会議員となった当時の状況から見れば、交通環境は大きく改善された」と大会の成果を強調。「道路は繋がってこそ真の価値を発揮する。早期の全線開通に向け、財政事情などに左右されることなく、地域の悲願である道路整備の実現に向けて取り組む決意」と力強く語った。

末松参議院議員、加田参議院議員、見坂参議院議員の来賓挨拶、沢村学豊岡河川国道事務所長による基調講演に続いて、沿線住民を代表して県立豊岡総合高等学校2年生の岡村彪雅さん、美方広域消防本部美方分署の山田健太郎消防士長が意見発表を行った。

岡本さんは「但馬地域は台風や豪雨、豪雪などの自然災害に見舞われやすく、道路が寸断されるたびに大きな不安を感じる」と地域住民が抱える危機感を代弁。「交通アクセスが向上することで、進学や就職後も地域に住み続けながら夢を追いかけたり、地元に貢献したりできる可能性が広がる」と北近畿豊岡自動車道と山陰近畿自動車道の早期整備に、将来世代として思いを馳せた。

山田さんは消防士の立場から、高規格道路の整備による救命救急効果を語るとともに、「現状の国道178号は、夜間に野生動物が頻繁に出没するため、迅速な搬送と安全運転の両方に大きな負担が伴っている」と説明。「整備による時間短縮はたかが1分1秒ではなく、その1分1秒が誰かの未来を守る時間だ」と述べ、地域の〝命の道〟山陰近畿自動車道の早期全線開通に強い期待を表明した。

この後、門間雄司豊岡市長が「北近畿豊岡自動車道と山陰近畿自動車道の全線早期整備を強力に推進すること」等とする決議案を提案し、満場一致で採択。最後に、大林賢一養父市長の発声で「がんばろう三唱」が行われ、早期整備へ気勢を上げた。

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