道路関係予算 国費3兆1356億円 投資枠で高規格道路整備も

国土交通省は8月27日、2027年度予算の概算要求を発表した。国費総額は一般会計が前年度比44%増の8兆7694億円。このうち公共事業関係費は同45%増の7兆6761億円を要求した。補正予算依存からの脱却を掲げる高市内閣の方針に沿い、従来は補正予算に計上していた経費を当初予算に計上。要求段階では01年の国交省発足以降では最高の水準となる。

道路関係予算の27年度概算要求は、国費ベースで同47%増の3兆1356億円、事業費ベースで同13%増の6兆5160億円となった。内訳を国費ベースで見ると、直轄事業が同44%増の2兆3130億円、補助事業が同57%増の8045億円。有料道路事業等は同51%増の181億円が要求された。

直轄事業のうち、改築その他に同59%増の1兆6041億円、維持修繕に同23%増の5864億円。

国土交通省の財政機関財政投融資計画のうち、日本高速道路保有・債務返済機構については、同4%減の5260億円が要求された。

政府が掲げた「強く豊かな日本」投資枠では4項目を設定。第1次国土強靱化実施中期計画分の「防災・国土強靱化」、「戦略産業クラスター計画等関係」については予算編成過程で検討する事項要求とし、中期計画分を除く「日本成長戦略17の戦略分野関係」では198億円、戦略産業クラスター計画を除いた「地域未来戦略」では5800億円が要望された。

このうち、「防災・国土強靱化」では「激甚化・頻発化する気象災害、切迫する大規模地震や急速に進む施設の老朽化等に対応するべく、災害に強い国土幹線道路ネットワーク等を構築する」ため、強靱化実施中期計画を踏まえ、高規格道路ネットワークの整備や老朽化対策等の抜本的な対策に取り組むとしている。

高規格道路整備については、地域未来戦略としても道路交通環境の整備推進、「道の駅」第3ステージの推進とともに推進していく。

■2027年度道路関係予算概算要求 総括表(PDF)

■「強く豊かな日本」投資枠(PDF)

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