北近畿豊岡道・山陰近畿道早期実現促進大会 全線早期整備を強力に推進 十分な予算の確保も更に要望

[caption id="attachment_11443" align="alignleft" width="300"] 挨拶する齋藤兵庫県知事[/caption]

北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道早期実現促進大会が8月7日、豊岡市民会館で開催され、8月1日に就任したばかりの齋藤元彦兵庫県知事や但馬3市2町の首長、地元選出国会議員などが参加した。コロナ禍を考慮し、国土交通省の吉岡幹夫技監、東川直正近畿地方整備局長らはオンライン形式で参加した。

主催者挨拶で、大会実行委員会会長の藤井宏子新温泉町婦人会会長は「北近畿豊岡道と山陰近畿道の全線早期整備の推進と、地域住民一人ひとりが魅力あふれる地域づくりの推進、来年度以降も引き続き十分な予算の確保を強力に要望する」と決意を述べた。

来賓の齋藤知事は「地元の熱意を国に伝え、予算の確保に努めていく」と力強く述べ、谷公一衆議院議員は「縦の基幹軸である北近畿豊岡自道は完成が見えてきたが、横軸の山陰近畿道はやや遅れている。新知事の決意を聞き、我々地域の宝にして、共に道路整備を早く完成するように頑張っていきたい」と挨拶した。

最後に、北近畿豊岡道の豊岡道路・但馬空港IC~豊岡ICの2024年秋の確実な開通、山陰近畿道の豊岡北JCT・IC~城崎温泉IC間の直轄による調査の実施、直轄権限代行による早期事業化など両自動車道の全線早期整備を強力に推進していくとともに、来年度以降も引き続き十分な予算の確保を要望する決議を満場一致で採択した。

パーマリンク