名神「養老SAスマートIC」開通 盛大に開通式関係者100人出席 地域活性化に大いに期待

[caption id="attachment_10300" align="alignleft" width="300"] 上り線入口で開催された開通式[/caption]

岐阜県養老郡養老町とNEXCO中日本名古屋支社が整備を進めていた、名神高速道路「養老SAスマートIC」が6月24日午後3時に開通した。スマートICの開通は県内で4カ所目となる。

同スマートIC上り線入口で開通式が開催され、古田肇岐阜県知事や大橋孝養老町長をはじめとした関係首長、国会議員、県議会議員、NEXCO中日本の近藤清久名古屋支社長など関係者約100人が出席し、テープカットやくす玉開披で開通を祝った。

大橋養老町長は「西濃圏域の観光振興、県内外から観光客の増加が期待される。また、名神高速道路への乗り入れなど、交通の利便性が向上し、既存企業においては、物流機能の効率化が図られるほか、企業誘致の促進や雇用機会の拡大など、地域活性化が大いに期待される」と述べた。古田知事は挨拶で「県内の様々な魅力を繋ぐ道路ネットワークの重要性を痛感している。養老SAスマートICが岐阜県の西の玄関口の1つとして大いに役割を果たすことを期待している」と述べた。

今回の開通により、アクセス性が向上し、既存企業の物流機能の効率化が図られるほか、企業誘致の促進、雇用機会の拡大など地域活性化が期待される。また、自然豊かな大垣市上石津町のかみいしづ緑の村公園や、養老公園などの観光地を回遊する観光ルートが形成され、観光振興が期待される。

養老SAスマートICは、13年6月連結許可、15年6月工事着手。車長12㍍以下のETC搭載の全車種が、全方向、24時間利用可能。30年には上下線合わせ1日当たり1500台の利用を見込む。

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