国交省・財務省・自民党本部へ 徳島県 阿南安芸道の整備促進と徳島道4車線化の政策提言

[caption id="attachment_10547" align="alignleft" width="300"] 野田自民党幹事長代行に提言書を手交する飯泉徳島県知事ら要望団[/caption]

徳島県と県議会議員、沿線の首長は11月20日、国土交通省や財務省、自民党本部を訪問し、四国横断自動車道・阿南安芸自動車道の整備促進及び徳島自動車道の4車線化に関する政策提言を実施した。

飯泉嘉門徳島県知事をはじめ、徳島県議会からは、四国横断自動車道・阿南安芸自動車道建設促進議員連盟(会長=岡本富治県議)、徳島自動車道整備促進議員連盟(会長=寺井正邇県議)、また、沿線の市町村を代表して、徳島自動車道4車線化促進期成同盟会会長の藤井正助阿波市長や内藤佐和子徳島市長ら5市町の首長の合同により、赤羽一嘉国土交通大臣や中西健治財務副大臣、野田聖子自民党幹事長代行と面談し、提言書を手交した。

飯泉知事は、徳島自動車道の4車線化について、「安全・安心基本計画」で選定された藍住・川之江東間における整備効果の高い区間から4車線化の早期事業化を図るとともに、財政投融資の積極的活用に加え、新たな償還スキーム導入による財源確保を訴えた。また、南海トラフ巨大地震発生時に「命の道」となる、四国横断自動車道・阿南安芸自動車道については、立江櫛渕・阿南間の先行供用や海部野根道路の事業推進などを訴えた。

赤羽国交相は、要望に理解を示し、中西財務副大臣は「予算の確保は直に財務省の話、一生懸命やっていく」と応じた。また、野田幹事長代行は、「津波はいつ来るかわからない。国土強靭化を進めていきたい」と述べた。

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